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経済効果は年480億円?11月に「ジブリパーク」開園予定…入場料は?

  • 2022.10.2
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今、注目を集めているのが、愛知県に開園する「ジブリパーク」です。開園すれば愛知県の新たな観光名所になるのは間違いなしのこのテーマパーク、いったいどれくらいの費用がかかったのでしょうか。また、はたしてどれくらいの経済効果を見込めるのでしょうか?

■11月1日、愛知県に「ジブリパーク」オープン!

2022年11月1日、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園に「ジブリパーク」が一部先行開園します。場内では、ジブリアニメ映画「となりのトトロ」や「風の谷のナウシカ」などの世界観が楽しめると話題です。

この「ジブリパーク」、愛知県が公園として整備を担当し、運営は民間企業が行う方式です。となると、気になるのが整備として使われる県税の金額ですよね。果たして県税投入分に見合う還元が見込めるのか?と懸念する声も上がっているそうです。

■かかった費用は総額497億円!

愛知県がジブリパークに投じた公費は、なんと497億円!費用はパーク本体の整備や駐車場およびそのほかの関連整備などにあてられます。愛知県は、国から費用の3割の補助を受ける「地域活性化事業債」を活用し、県の負担を357億円に減らすと発表しています。また、愛知県の大村秀章知事は、国から交付税措置が受けられる県債を可能な限り活用し、県の公費持ち出しを控えた、と話します。

■経済効果は年間480億円見込みだが……

とはいえ、現時点では初期投資の497億円の回収目途はたっていません。これに対し大村知事は、「経済効果の方がはるかに大きい」と強気の姿勢を見せています。

入場料金はエリアごとに異なり、平日の大人料金が1,000~2,000円。子供料金が500~1,000円。休日の大人料金が1,000~2,500円、子供料金は500~1,250円です。 2023年秋には2エリアが追加され合計5エリアに。愛知県は、年間180万人が訪れ経済効果は年間480億円になると見積もっています。

■試算通りに行くことを願うばかり

日本が世界に誇るジブリ映画の世界が体感できる「ジブリパーク」。世界各国のジブリファンがオープンの日を待ち遠しく思っていることでしょう。だからこそ、赤字経営で立ち行かなくなったなどという結末は避けてほしいもの。県の試算が、捕らぬ狸の皮算用にならないことを願うばかりです。

文・山田千景

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