新しいハワイ土産を見つけに… ノースショアのかわいいお店を覗いてみましょう

ハワイでは新型コロナウイルス流行以降、自分の住むエリアの自然や文化を見つめ直すことで、環境への意識がさらに高まっているように思います。リユースできるボトルやエコバッグなど、エシカルな商品を扱うショップが増え、観光客向けのエコツアーも登場しています。今回はそのなかでも、オアフ島のノースショアにある、エコフレンドリーなお店を2軒ご紹介します♪

ジャックジョンソン主催の環境保護財団が立ち上げた 「コクア･ジェネラル・ストア」

2003年、ハワイ出身の人気アーティスト、ジャック･ジョンソンと奥様であるキムさんを中心に、環境保護財団「コクア・ファウンデーション」が設立されました。その一貫として2022年にオープンしたのが、ノースショア・ハレイワにある「コクア･ジェネラル･ストア」です。

このお店のテーマは「ローウェイスト」。何度も使えるラップやマイ箸、エコバッグ…など、ゴミを減らすために必要なツールを中心に扱っています。グッズだけでなく、アロハシャツやムームーなどハワイの貴重なヴィンテージアイテムにも出会えます。どれもクオリティが高く、一点物なので、お気に入りを見つけたら迷わず購入しちゃいましょう♪

ちなみに、こちらの収益は子どもたちへの環境教育に使われるのだとか。ハワイの環境に対する意識の高さが垣間見えますよね。

ミツロウで作った地球にやさしいラップ

プラスチックフリーを推奨するハワイでは、繰り返し使えるミツロウラップが人気です。
ミツロウ（蜜蝋）とは、ミツバチの腹部から分泌する成分のことで、ミツバチの巣を作るときに使われるロウのこと。布にミツロウやホホバオイルなどを染みこませて、乾燥させたものがミツロウラップです。抗菌や保湿効果、通気性が高いため、野菜やフルーツを包むと食材が長持ちするのだとか。水洗いができ、繰り返し使えるので、環境にもやさしいアイテムです♪

サーフアーティスト、ヘザー・ブラウンとのコラボ商品

ハワイ在住の画家、ヘザー・ブラウンはご存じでしょうか？ ハワイの海や自然をモチーフとした色彩豊かなアートは、サーファーをはじめ、ハワイ好きの中でも大人気。ジャック･ジョンソンとの交流も深く、彼が主催するフェスのポスターなども手掛けています。そんなヘザーブラウンのイラストが入った、エコバッグやタンブラーは、おみやげにもぴったり。エコでおしゃれなライフスタイルが実現できそうですよね。

4人の女性アーティストのこだわりが詰まった 「ザ･コーヴ･コレクション」へ

2軒目にご紹介するのは、「ザ･コーヴ･コレクション」。ハワイのハンドメイドアイテムを扱うキュートなショップです。オーナーは、もともとママ友だったという4人の女性アーティスト。才能あふれる彼女たちが作るのは、貝殻を使ったアートやビーチを感じるアクセサリー、肌に優しいオイルなど。ハワイらしいさまざまなアイテムが並び、店内を眺めているとまるで宝探しをしているような気分に♪

ワイキキのアウトリガー･リーフ・ワイキキ･ビーチ・リゾートにも店舗があり、ノースショアのお店は2店舗目。ハワイを感じるショップで、お気に入りを見つけてみてくださいね。

ビーチで集めた貝やシーグラスなどを使ったアクセサリー

オーナーのひとり、メリッサが手掛ける「Beach Love Jewelry」は、海で見つけた貝やビーチグラスなどを使用したアクセサリーブランド。ひとつひとつ丁寧に作られたハンドメイド商品です。パッケージや材料はなるべくリサイクル品を使うなど、環境にも配慮されたもの。ピアスのほか、バングルやネックレス、リングなども揃い、どれもビーチファッションにマッチするものばかりです。

自然にも肌にもやさしいスキンケア「Aim Hi Everyday」

オーナーのベティが手掛けるのは、人工香料や着色料、化学物質を一切使用せずに作られたスキンケアブランド「Aim Hi Everyday」。棚にはボディやヘアミスト、フェイスオイルなど、オーガニック植物由来のアイテムが並びます。フェイスオイルの原料表示をみると、ココナツやホホバ、アルガン、グレープシード…など肌に効くオイルがたっぷり。肌にさっとなじみ、しっとり感が持続します。ビーチで日焼けした肌のケアや、ヘアケアにもおすすめですよ。

ハワイでは、見た目だけでなく、環境にも配慮されたアイテムが人気です。「大量生産、大量消費」ではなく、「必要なものを必要な分だけ作り、できるだけリサイクル＆リユースできるものを選ぼう」というメッセージが２つのショップからは伝わってきました。アフターコロナのハワイみやげは、“エコでサスティナブルな製品“が定番になりそうですね。