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【無印良品】の“4990円カーディガン”が一気にあか抜ける着こなし方って?《スタイリスト直伝!》

  • 2023.2.20

パーソナルスタイリストの高橋 愛です。

多くの方が持っているであろうニット素材のカーディガン。

カーディガンって定番で真新しい要素はないんですが、1年通してずーっと使える超優れもの。何より大事なのはその“着方(使い方)”。でも意外とフル活用できていない方が多い印象です。定番で使えるアイテムだからこそ、ワンパターンではもったいないですよ!

この記事では、「いまさら聞けない“カーディガン”の活用方法」として、私が普段実践しているカーディガンの着方を解説していきます。

今回例として使用するのは、無印良品の春の新作カーディガン。実はこれ自体も、非常に優秀でかなりおすすめです!

【着方①】トップスのように。ポイントはジャストサイズでも、ゆとりを感じるものを

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「カーディガン=羽織って着る」ってイメージが強いですが、それ以外に、ボタンを留めて被りのニット(まるでトップスのひとつ)のように着る着方もマスターしましょう。

着方自体は簡単で、「ボタンを閉めて素材が違うシャツのように着ること」。

この着方のポイントは『ボタンを留めて着た時にきれいに着られるサイズ感のものを選んでおくこと』。このように着ることを意識して購入しておくと、ひとつのアイテムのコーディネートの幅が広がります。

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そしてこの無印良品のカーディガン、シルク混なのでさらっさら。この着方をするとより一層その着心地の良さを感じることができるカーディガンなんです。


〈使用アイテム〉
・コットンシルクリブクルーネックカーディガン 4,990円 (無印良品)
・コットンシルクリブクルーネックセーター 3,990円 (無印良品)
・NEWジャージワイドパンツ 12,100円 (COLLAGE GALLARDAGALANTE)
その他、スタイリスト私物。

【着方②】肩掛けで、差し色カラーや柄物をポイント使いする!

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コーディネートがちょっと寂しかったり、なにか足したいなと思う時に、マスターしておくと便利なのが“肩掛け”。これ、かなり使えます。

この使い方は至ってシンプルで、「袖部分を肩にかけて、胸に前で結んであげる」だけ。

おしゃれに着るなら、ちょっとポイントになるカラーやボーダー柄のカーディガンをチョイスしてあげるといいですよ。写真のコーデで着用している、鮮やかな赤のニットはユニクロのエクストラファインシリーズのニットです。

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今回のようなコーデに限らず、コントラストが強めなコーディネートの時の繋ぎとしても活躍してくれます。


〈使用アイテム〉
・コットンシルクリブクルーネックカーディガン 4,990円 (無印良品)
・エクストラファインメリノクルーネックセーター(長袖) 1,990円 (ユニクロ)
・フルダルタイトスカート 12,100円 (COLLAGE GALLARDAGALANTE)
その他、スタイリスト私物。

【プロのワザ】肩掛けのポイントは、アシンメトリー

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肩に巻く時は、結び目をちょっと真ん中からズラして、アシンメトリーにするのがおすすめ!

ちょっとした工夫で、グンとおしゃれに見えますよ。

【こんなコーデも】春らしいモノトーンコーデ

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最後はモノトーンコーデのポイントに使ってみました。

デニムは無印良品のものをセレクト。トップスにはコラージュ ガリャルダガランテの2ピースセットの羽織り部分を着まわしてみました。

モノトーンでまとめたい時は、インナーにブラックニットを入れてもかっこいいのですが、春らしさを感じたい時は、ブラックの分量を減らすと軽さが出て、春仕様のモノトーンコーデを楽しめます。

こんな時にボーダー柄を持っていると、カラーバランスの調整にも使えて、万能です。


〈使用アイテム〉
・コットンシルクリブクルーネックカーディガン 4,990円 (無印良品)
・【Q.anos/キュアノス】Shell multi blouse 11,000円 (COLLAGE GALLARDAGALANTE)
・デニムワイドパンツ 股下72 生成 3,990円 (無印良品)
その他、スタイリスト私物。

 

※記事内の情報は筆者購入時および記事執筆時点の情報です。価格変更や売り切れ、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。



著者:高橋 愛 (Instagram / OFFICIAL BLOG
パーソナルスタイリスト、コラムニスト。服飾の学校にてデザインと縫製を中心に、幅広くファッションについて学ぶ。アパレル業に10年従事し、5万人以上のスタイリングの経験を経て、2015年にパーソナルスタイリストとして独立。著書「迷わないおしゃれ」WAVE出版 / 店頭トークイベント・出版社でのセミナー・学校講演、テレビ出演(NHKあさイチ他)/ 新聞紙面での連載、広告スタイリングなど活動は多岐に渡る。
撮影:fort / 編集:TRILLニュース