【ユニクロ】の“スウェット”があか抜けるコツって？4つのお手本コーデで解説！《スタイリストが実践！》

2023.3.4

パーソナルスタイリストの高橋愛です。

スウェットって部屋着みたいになってしまって苦手…という声をよく聞きます。うまく着こなせないから、もういっそ部屋着にしてしまおうと、せっかく買ったスウェットをパジャマ代わりにしてるなんて方もいるのでは？

でもせっかくデザインやシルエットが気に入って買ったスウェットをパジャマや部屋着するなんて、もったいない！

部屋着っぽくならない、“あか抜ける”スウェットの着こなしは、ちょっとしたポイントを気をつければ、叶いますよ！今回は所持率の高そうなユニクロのスウェットを例に解説していきます。

スカート合わせで、きれいめ要素をプラス！

スウェットの中でも、定番で使いやすいグレーカラーって持っている方多いんじゃないかなと思います。グレーのスウェットってとっても使いやすいんですが、気をつけないと部屋着感が出てしまいますよね。

最も簡単に部屋着感を避けたい時は、スカートを選ぶ！シンプルなんですが、これが1番です。

スウェット×パンツでもおしゃれに着こなすことはもちろん可能ですが、ちょっとしたワザとルールが必要。

それを知らずに「これ合うかなぁ？」とパンツで悩むような時は、パンツという選択肢をなくしてみる、というのも手ですよ。

〈使用アイテム〉
・スウェットプルパーカ（長袖・欧米仕様） 3,990円 (ユニクロ)
・ストレッチダブルフェイススリットスカート（丈標準76～80cm） 2,990円 (ユニクロ)
・【PAPILLONNER/パピヨネ】カーディガン風ストール 5,500円 (COLLAGE GALLARDAGALANTE)
その他、スタイリスト私物。

【スカートの種類】タイトスカートベースが、まとまりやすい

大人世代になったらスカートの中でも、子どもっぽいラインのものは止めておいたほうが良さそう。先に紹介したものはタイトスカートベースで、大人にはこのラインがベスト。中でも最もコーディネートがまとまりやすいのは、Iラインのスカートです。

スウェットのスカート合わせ、子どもっぽくなるのは一番避けたいところ。このラインなら、まず子どもっぽい印象にはならないので、迷ったらIラインのスカートを合わせれば、まずコーディネートの失敗はないと思いますよ！

〈使用アイテム〉
・スウェットプルパーカ（長袖・欧米仕様） 3,990円 (ユニクロ)
・デニムジャージーナローロングスカート（丈標準80～84cm） 2,990円 (ユニクロ)
・【PAPILLONNER/パピヨネ】カーディガン風ストール 5,500円 (COLLAGE GALLARDAGALANTE)
・CONVERSE/ALL STAR US COLORS OX 6,545円 (COLLAGE GALLARDAGALANTE)
その他、スタイリスト私物。

【スウェットの丈感】短丈はマーメイドシルエットも合う

Iラインの他に、マーメイドラインのスカート合わせもおすすめです。今回はZOZOTOWNのmoment+というブランドのスカートを選んでみました。

このコーディネートは、トップスのスウェットがコンパクトなシルエットの時限定。

オーバーサイズのスウェットと合わせる時は、マーメイドスカートは逆にスタイルが悪く見えてしまう危険性が高めです。特に身長が低めの方は、裾が広がったスカートをはく時は、スウェットに限らずトップスをコンパクトにまとめるのがいいですよ。

〈使用アイテム〉
・スウェットプルパーカ（長袖・欧米仕様） 3,990円 (ユニクロ)
・カラージョーゼット＆先染めチェック柄マーメイドフレアスカート 2,450円 (moment+)
・【PAPILLONNER/パピヨネ】カーディガン風ストール 5,500円 (COLLAGE GALLARDAGALANTE)
その他、スタイリスト私物。

【もっとレベルアップ！】ワンピース合わせで変化球！

最後は、ワンピースに重ねたコーディネートです。

スウェットシャツのコーディネートにバリエーションを持ちたい時は、ワンピースに重ねて使うと、スカート合わせの時とはまたちょっと変化をつけて着こなすことができます。

今回のワンピースはギャザーのシャツワンピース。カジュアルだけどふんわりやわらかさを感じる絶妙なテイストのコーデです。

でもギャザースカートは、着丈によっては子どもっぽさに繋がってしまうので、丈感には要注意！長めの着丈のものを選ぶとスウェットとの相性が良く、おすすめですよ。

〈使用アイテム〉
・スウェットプルパーカ（長袖・欧米仕様） 3,990円 (ユニクロ)
その他、スタイリスト私物。

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著者：高橋愛（Instagram / OFFICIAL BLOG）
パーソナルスタイリスト、コラムニスト。服飾の学校にてデザインと縫製を中心に、幅広くファッションについて学ぶ。アパレル業に10年従事し、5万人以上のスタイリングの経験を経て、2015年にパーソナルスタイリストとして独立。著書「迷わないおしゃれ」WAVE出版 / 店頭トークイベント・出版社でのセミナー・学校講演、テレビ出演（NHKあさイチ他）/ 新聞紙面での連載、広告スタイリングなど活動は多岐に渡る。
撮影：fort 編集：TRILLニュース