【無印良品】のデニムを比べてみた！それぞれの特徴と使い方を詳しく解説！《身長158cmがはいてみた》

2023.2.7

パーソナルスタイリストの高橋愛です。

無印良品のデニム、2022年の秋冬の展示会に行った時にかなり力を入れていると伺っていたんですが、それが今さらにたくさんのラインナップになっていてびっくり！

細身のものからダボっとしたシルエットまで様々なタイプがそろっているのですが、どれも生地からこだわっているだけあって、はき心地がどれもかなりいいんです。色々触ったり試着してみて「こんなに楽なら買ってみようかな」と自分用に購入したこともあります。

まだ手に取ったことがない方に向けて、数ある無印良品のデニムの中から特にベーシックなデニム3本をピックアップ。モデル namyさんにはき比べをしてもらいました！

【デニム①ピッタリ細身めで万能な】ストレッチデニムスキニーパンツ

ストレッチデニムスキニーパンツ股下７５ｃｍディープブラック
税込3,990円

まずはぴったりしたスキニータイプ。

スキニーなので、脚のラインが出るタイプですが、無印良品のスキニーはストレッチがそこまでキツくないので、はいたらその締め付けのなさにびっくりするほど！生地感がやわらかめなので、デニム特有の固さをあまり感じません。

私も「え、何これ。すごくはきやすいんだけど！」と思わず感動した1本です。しゃがむ動作をたくさんするような生活スタイルの方にも、快適にフィットしてくれますよ。

namyさんもその楽ちんさにびっくりしていました。

スキニーの中でも、デニム初心者さんや、おしゃれに興味を持ち始めた方などは、やはりブラックカラーのスキニーがおすすめ。

真冬はダウンジャケットとも相性いいですし、オールシーズン通してオーバーサイズのアイテムとも合わせやすいので気軽におしゃれを楽しめます。

【デニム②太めだけどキレイにはける】デニムレギュラーパンツ

デニムレギュラーパンツ股下７２
税込3,990円

こちらはボーイズライクなシルエットのデニム。太めですが、裾にかけてほどよく絞られているので、意外と万人にあうシルエットなんですよ。

デニムでもラインによって、かなり雰囲気が変わります。カジュアルすぎるのが苦手な方や、脚のラインをすっきり見せたい方にぴったりなのが、写真のようなテーパードラインのデニムです。

このデニムはお尻、腰、太ももまわりにゆとりがあり、裾に向かって少し絞られているテーパードライン。なので、お尻が気になってデニムがはきにくい、とデニムが苦手な方にもおすすめの1本！

namyさんは普段、こういったラインのデニムをはくイメージがなかったのですが、はいてみたらなんだか新鮮！

今回は『はき比べ』なので足元も統一してカジュアルにしていますが、ヒールに変えてちょっときれいめなスタイリングにしてみたら、さらに新たな魅力が発揮されそうです。

また、デニムだからこれを合わせる！という考え方は一旦置いておきましょう。デニムだからと構えずに、まずは自分の普段着ているボトムスをデニムに置き換えてみてください。

こんな風に考えたら一気に取り入れやすくなると思いますよ。

【デニム③トレンドのシルエット！】デニムワイドパンツ

デニムワイドパンツ股下７２生成
税込3,990円

無印良品のデニムは、オーガニックコットンを使用したものが多く、このワイドパンツは綿100％。

綿100％なだけあって、肌触りも上質です。染色をしていない、素材が活かされたカラーも、綿の質感が伝わる、味わい深い生地ですよね。

全体的にかなりダボっとしたシルエット。去年から太めパンツは注目度高めですが、無印良品でもこの手のデニム、あるんです。

このくらいワイドなもの、濃いカラーだとなかなか主張があるので、体型によっては重心が下がってバランスを取るのが難しくなるかも…。もし今買うなら写真のような生成カラーがおすすめです。

とはいっても、無印良品のデニムは腰まわりがすっきりしたシルエットなので、そこまで重くなくはけますよ。

※記事内の情報は筆者購入時および記事執筆時点の情報です。価格変更や売り切れ、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。

著者：高橋愛（Instagram / OFFICIAL BLOG）
パーソナルスタイリスト、コラムニスト。服飾の学校にてデザインと縫製を中心に、幅広くファッションについて学ぶ。アパレル業に10年従事し、5万人以上のスタイリングの経験を経て、2015年にパーソナルスタイリストとして独立。著書「迷わないおしゃれ」WAVE出版 / 店頭トークイベント・出版社でのセミナー・学校講演、テレビ出演（NHKあさイチ他）/ 新聞紙面での連載、広告スタイリングなど活動は多岐に渡る。

モデル：namy（Instagram）/ 撮影：fort / 編集：TRILLニュース