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カジュアル&シックな7区のカフェ・ドゥ・ラルマで、朝も昼も夜も。

  • 2022.9.30
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左: カフェ・ドゥ・ラルマはオスマニアン建築の美しい建物内に。右: ビストロ料理の定番前菜の“マヨ・ゆで卵”には焼きポロネギがアレンジされている。

ラップ通りに建つ白いオスマン様式の建築物が目を引くカフェ・ドゥ・ラルマ。9月半ばにリニューアルオープンした。カフェと名前につくもののそれは昔のことで、いまはバー・レストランである。朝7時30分の開店から23時の閉店まで半端な時間でも食事ができるので、知っておきたいアドレスだ。パリ7区はブルジョワが暮らす地区。“締まり屋”の彼らは味と金額のバランス、そして店の雰囲気に納得できない店には足を向けない傾向があるので、ここで50年以上営業が続いているということからもカフェ・ドゥ・ラルマの価値を十分に確認できる。

祖父母が1967年に開いた店を両親から引き継いだのは、ブードン家3代目のジャンヌだ。子ども時代からなじみのカフェ・ドゥ・ラルマに新しい内装と新しいメニューを彼女はもたらした。シンプルでオーセンティックなフレンチ・ビストロ料理であることは変わらず、そこに彼女は素材にこれまで以上のこだわりと洗練をプラスしたのだ。ペッパー・ソースのステーキ、舌平目のムニエル、セザール・サラダ……などに加え、いまの時代の嗜好に合わせてオマールのスパゲッティのようなシェアして楽しむ料理もメニューに加えられた。

鯛のカルパッチョのような軽い料理からしっかりとした肉料理、さらにパスタやサラダなどお腹の空き具合に合わせて食事がとれる。

左: オマール海老のサラダ(49ユーロ)中: クレームキャラメル(12ユーロ)右: パヴロヴァ(20ユーロ)

両親が2001年に行った改装に際してはフランソワ・シャンプソーに託されたが、ジャンヌが今回声をかけた室内装飾家はデュオのジル&ボワシエである。ふたりはロンドンやニューヨークのブラッスリーのイメージで!というジャンヌの希望にこたえ、英国のコテージ風のインテリアで新しいカフェ・ドゥ・ラルマを作り上げたのだ。おしゃれな雰囲気の中に気軽さが漂い、居心地がよい空間。食事にアペリティフにおおいに活用したくなる。

室内建築家ジル&ボワシエによる内装。ブリティッシュ・コテージのイメージで仕上げられた中、レオパード柄の床はパリのインテリアデザイナーを代表するマドレーヌ・カステンの仕事にインスパイアされたものだ。

3代目のジャンヌ・ブードン(右)の若い感覚に合わせたリニューアルオープン。現代の7区族に向けられたインテリア、そしていまやパリっ子に欠かせないカクテルやアペリティフにも力を入れている。

Café de l’Alma5, avenue de Rapp75007 Paris営)7:30~23:00(月~金)8:30~23:00(土)休)日(近々営業開始)www.cafe-de-l-alma.com

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