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深い味わいのタレが鶏肉を包む「鶏肉のしょうが焼き」

  • 2022.9.28
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東京・赤坂の定食も人気な居酒屋「丸重」に、人気メニューの鶏肉のしょうが焼きを教えてもらいました。BSフジで放送中の植野食堂を本にまとめた『日本一ふつうで美味しい植野食堂by dancyu 公式レシピブックvol.2』から、お薦めレシピを大公開!

深い味わいのタレが鶏肉を包む「鶏肉のしょうが焼き」

■“適当”の素晴らしさ

夜は季節の食材を使ったつまみが揃う居酒屋、昼も滋味あふれる定食で人気の店。そのひとつが鶏肉のしょうが焼きという、ありそうであまりない一品です。
生姜やりんご、蜂蜜を加えて一晩ねかせたタレの深い味わいが、淡白な鶏胸肉やたっぷり野菜を包み込み、で旨味を引き出します。軽やかな美味しさで食べ飽きることがありません。笑顔が絶えないお母さんたちは「適当で大丈夫!」と言いますが、いい加減にということではなく、食材に合わせて上手に加減するということ。美味しい料理をつくる基本はこれですね。

□“鶏肉のしょうが焼き”のつくり方

◇材料 (2人分)

鶏胸肉:400g
玉ねぎ:1/2個(薄切り)
ピーマン:1個(薄切り)
パプリカ(黄):1/4個(薄切り)
パプリカ(赤):1/4個(薄切り)
日本酒:大さじ2
片栗粉:大さじ4
サラダ油:大さじ3
★ 【タレ】:
・ 生姜:1/2片
・ りんご:1/4個
・ 蜂蜜:大さじ1と1/2
・ 醤油:90ml
・ 赤ワイン:20ml
・ 日本酒:大さじ1/2
・ 三温糖:適宜


(1)生姜とりんごをすりおろす
生姜は皮ごと、りんごは皮と種を取り除き、ともにすりおろす。

(2)タレをつくる
ボウルに蜂蜜・醤油・ワイン・酒を入れ、混ぜ合わせる。

(3)甘味を調整する
1 を加え混ぜる。甘味が足りなければ、三温糖を入れて調整する。

(4)ねかせる
冷蔵庫で一晩ねかせて味をなじませる。

(5)鶏肉をカットする
鶏肉の皮は取る。鶏肉は繊維を断ち切るように、厚さ1.5cmのそぎ切りにする。

(6)粉をまぶす
ポリ袋に片栗粉と鶏肉を入れて粉をまんべんなくまぶし、余計な粉は落とす。

(7)焼く
フライパンに油大さじ2を強火で熱して鶏肉を並べ、蓋をして約20秒焼く(赤い部分が残っていたら、少し押しつけて火を通す)。

(8)酒を加える
鶏肉を裏返して酒を加え、蓋をして約20秒焼く(赤い部分が残っていたら、少し押しつけて火を通す)。

(9)野菜を炒める
油大さじ1を追加し、玉ねぎ・ピーマン・パプリカを入れ、軽くしんなりするまで炒める。

(10)仕上げ
鍋肌に沿わせて4 のタレを回し入れ、全体にからめたら完成。

完成
完成

◇店舗情報

「丸重」
【住所】東京都港区赤坂2‐20‐17
【電話番号】03‐3589‐0010
【営業時間】11:30~15:00(売切れ早仕舞い)/18:00~21:00(L.O.)金曜日、祝日前は11:30~15:00(売切れ早仕舞い)/18:00~22:00(L.O.) 月曜は夜のみ営業
【定休日】土曜日、日曜日、祝日
【アクセス】東京メトロ千代田線「赤坂駅」より5分


文:植野広生

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