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寝坊しても大丈夫。2、3時間あればOK!な秋のおすすめ行楽スポット。(Yaka Matsumoto)

  • 2015.10.27
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【さらに写真を見る】寝坊しても大丈夫。2、3時間あればOK!な秋のおすすめ行楽スポット。(Yaka Matsumoto)

先月出張で訪れたバルセロナの街なかで移動遊園地を目にしました。街中に突如表れる異空間は幻想的で、子どもも大人も非日常を味わえそうなスペシャル感にあふれていました。「行くぞ!」という気概もいらずにふらっと午後に出かけられるような、街にとけ込むさり気ないプチ遊園地やプチ行楽地っていいなあ……というわけで、都内のおすすめプチ行楽スポット、ご紹介します。数時間あれば十分楽しめるので、寝坊した日の午後にでもぜひ。

芸術が爆発する青山の聖地へ。

青山骨董通りのほど近くにひっそりとたたずむ岡本太郎記念館。戦前は岡本一平・かの子・太郎一家が暮らし、戦後、ル・コルビュジエの弟子だった坂倉準三氏の設計で今の建物に(準三さんは太郎さんのお友達だったのだそうですね)。1966年に84歳で岡本太郎氏が亡くなるまで、アトリエ兼住居だったこの地。建物はもちろん、生前のままに残されているアトリエやモニュメントと個性的な植物が共演する小さなお庭も最高に居心地がいいのです。お庭を見ながら併設されたカフェでまったり過ごす午後、おすすめです。ちなみに、このアトリエ内に無造作にたてかけてあるキャンバスすべては本物の太郎作品。なんていう贅沢な見せ方……!

ガチャガチャ、おすすめです!

そして岡本太郎記念館を訪れたら絶対にトライしてほしいのが、岡本太郎ガチャガチャ。館内に入ると目の前に3台並んでおります。1回400円とまあまあするのですが、1回目は太郎さまご本人が出ていらしたので、一応作品も求めて再トライ。計800円を費やしてしまいました(笑)。そのあと、立ち寄ったカフェで帰宅を待てずに遊んじゃいました。岡本太郎ガチャガチャはコップの淵から私たちをみつめてくださいます。(注)太郎さまの視線は作品に集中しているので、私たちと目が合うことはありません。ちなみにショップもカフェも、入館料なしでお楽しみいただけます。

元祖・都会の遊園地。

花やしき。実は先日初めて訪れました。そのコンパクトさと街中にポンと“ある”レトロなビジュアルにかなり心をつかまれました。週末はさすがに混んでいるのですが、平日はとっても空いているみたいなので、次回はぜひ平日狙いで再訪したいです。ちなみに、小さなキッズ向けのゆるーい乗り物が多いなか、このリトルスター、キュートな外観を裏切るかなりの強烈アトラクションです(だってこの星が人を乗せたまま360度回転するんです)! というわけで、刺激を求めている人も満足できる笑花やしき、ぜひ浅草見物のついでにのぞいてみてください。

吉祥寺のドリームランド。

実家もそれなりに近いので、昔からよく行っていた井の頭公園ですが、実は端っこにある井の頭自然文化園の中には一度も足を踏み入れたことがありませんでした。が、行ってみてよかった。ここ、素敵です!ちょっといい感じの小説のなかに入り込んだような異次元感があります。入り口ほど近くには私が最近訪れたどの水族館よりも圧倒的な近さでペンギンと対峙できる(壁もない!)ペンギンセクション、その横にはなぜかブタとヤギと鶏が共存するスペース。そのゆるさというか気取らなさに驚きつつ、奥へ行くとなんか思った以上にすごいいるんです、動物が。日曜なのに人も少なくて、動物たちの“見せ物”感が薄いせいか、動物たちも心なしかストレスフリーに見えたりして(本当はそんなことないんでしょうけど)。

コスパ最高のプチ遊園地もあります。

井の頭自然文化園では、高齢の象のはな子さんは宿舎のなかでしたが、娘と私はコウモリにかなり魅せられけっこうな時間をコウモリハウスの前で過ごしてしまいました。15時過ぎに訪れたので、モルモットとのふれあいタイムは終了していたし、コウモリに時間かけすぎてリス園も目前で扉がクローズ(16時半まで入れます)。でも、めげません。だって雄大な猿山の後ろには、なんだか情緒溢れる遊園地セクションが見えたから。ゴーカートもメリーゴーランドもティーカップもあって、すべて1回100円です。別セクションには立派な滑り台やプチボルダリングが楽しめる壁も備えた立派な公園エリアも。ちびっ子連れさんは1日だって過ごせるはず!しかも大人400円。すばらしい〜。水生物園(分園)が見切れない場合は、別日にきてもチケット有効という懐の深さ。また寒くなりすぎる前にいっちゃいます。

参照元:VOGUE JAPAN

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