驚くほど仕事が早くなるといわれている「Ctrl+E」。このショートカットキーを覚えるだけで作業効率のアップが見込めるので、まだ知らないという方は今すぐマスターしておくといいでしょう。
「Ctrl+E」はフラッシュフィル
王道のショートカットキーは普段からみなさん使っている時短技ですが、使用する機会があまりないためか、あまり知られていないのが「Ctrl+E」という機能。名前を「姓」「名」に分けたり、「都道府県」と「市区町村」に分けたりする際にかなり役立つ機能で、データの法則性を見つけて自動で入力してくれます。
名前リストから「姓」「名」に分けて自動入力する
こういった名前リストを「姓」「名」に分けたいとき、多くの方が手作業でセルをコピーしてテキストを削除していたと思います。しかしこのフラッシュフィルという機能を使えば、最初だけ「姓」「名」を分けるだけで、あとは自動入力してくれます。
[名前リストから「姓」「名」に分ける方法]
1.一つ目だけ手動で入力する
2.入力したセルを選択して「Ctrl+E」を押す
氏名以外にも「都道府県」と「市区町村」に分けたい場合も有効です。スペースやカンマが入っていなくても分けてくれるのがポイントですね。
メールアドレスも「ユーザー名」と「ドメイン」に分けられる
氏名だけでなく、法則性のあるものなら分けることが可能です。たとえばメールアドレスなど英数字列でも分けることができます。
なかには元のデータから法則性を見出せず、想定していたものではない自動入力がされてしまうことがあるので、自動入力後はしっかり確認することをオススメします。
「Ctrl+E」を使いこなせば、大幅の時間短縮に!
いかがでしたか?このようにショートカットキーを駆使すれば面倒な手入力作業もあっという間に仕事が完了します。是非この機会に覚えてみてはいかがでしょうか。
ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。
編集:TRILLニュース