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スイーツもデリもすべてカボチャづくし♪ 「Zucca FINE VEGETABLE&DELI」で素材のおいしさを発見

  • 2015.10.27
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パンやジェラート、サラダなど、さまざまなカボチャ料理を販売し、カボチャの楽しみ方を紹介しているお店があります。使っているのは自然な甘さが魅力の「栗マロンかぼちゃ」と「栗まろーね」。デリやスイーツはどれもやさしい味わいで、一年中おいしいカボチャ料理を楽しむことができます。

こだわりのカボチャで作る、デリ&スイーツの専門店

阪急電鉄「御影駅」から徒歩5分の場所に店を構える「Zucca FINE VEGETABLE&DELI(ズッカファインベジタブル&デリ)」は、カボチャの専門店。使っているのは「栗マロンかぼちゃ」と「栗まろーね」いう品種だけです。代表の佐藤さんはもともとカボチャの流通業に20年以上携わっていましたが、生産者の努力で実ったおいしいカボチャを直接紹介したい、消費者のニーズに合った商品を提供できる場所を作りたい、そんな思いが募りお店を開くことにしたそうです。テイクアウトのお店ですが、2Fに席があるので、購入したものをその場で食べることもできます。

カボチャの甘味・食感を活かしたメニューの数々

店内のショーケースには、カボチャ料理がずらりと並んでいます。サワークリームでさっぱりと楽しめるカボチャサラダのほか、カボチャとチーズを玄米で包んでフライにしたアランチーニ、豚肉で巻いてハニーマスタードソースを絡めた肉巻きカボチャ、季節の食材と組み合わせたキッシュなど、どれもカボチャが主役のお惣菜です。カボチャの甘みがチーズや塩みなどと組合わさることでより引き立てられます。スコーンやパンもカボチャの食感を感じられるほどたっぷりとカボチャが入っていて、何もつけなくてもそのままでおいしく食べられます。

生産者の努力から生まれた「栗マロンかぼちゃ」と「栗まろーね」

「ズッカファインベジタブル&デリ」で扱うのは、6~10月末までは「栗マロンかぼちゃ」、11~12月ごろは「栗まろーね」のみ。生産者を限定し、流通を一手に引き受けているので、その時期に一番よい状態のカボチャを入荷することができるそうです。しかも「栗まろーね」はお店が独自に開発したオリジナルのカボチャだというから、そのこだわりは並々ならぬものがあります。「カボチャは、ひとつひとつ手で収穫しなければならず、なかなかの重量。収穫してからは、30日ほど寝かせてその甘みを引き出し、蒸かして冷凍します。寝かせすぎても味が落ちてしまうので、タイミングが大切。意外に手間がかかる繊細な野菜なんです」という佐藤さん。徹底的に管理することで、ほくほくとした食感、上品で程よい甘さがうまれるのです。

自然な甘さをそのまま活かしたスイーツも人気です

お店にはこの「栗マロンかぼちゃ」や「栗まろーね」を使ったスイーツもありますが、ほとんど砂糖を使わずその上品な甘みだけで作っています。かぼちゃプリン(300円)やチーズケーキ(280円)などは40%以上もカボチャが入っています。濃厚なジェラート(400円)や白玉とタピオカが入ったかぼちゃとココナッツミルクのおしるこ(350円)も、もちろんきれいなカボチャ色。自然な甘さをたのしめるおやつとして、子どもたちにも大人気です。

農家と消費者など、人と人をつなぐ場所にもなっています

確かなものを提供するお店でありたいと、カボチャ以外の野菜・食材も厳選したものばかりです。月1回、日曜日に、それら農産物を店先で販売するマルシェを開催しています。10月はハロウィンのシーズンなので、子どもたちにお菓子をプレゼントしたり、10/31の当日は有機野菜やパンなどを販売するイベントも開催。食を通して生産者と地域の人々が交流できる場所にもなっています。

おいしいカボチャを追求してきた「ズッカファインベジタブル&デリ」。カボチャだけとは思えないバラエティ豊かでアイデアあふれるメニューが魅力ですが、食材に真剣に向き合う姿勢に共感し、たくさんの人が訪れる店となっています。

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