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「喉飄石」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.1.3
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今回ご紹介する難読漢字は「喉飄石」です。

「喉」に「石」と、一見関連性がないように思える漢字が並んでいますね。また、そもそも「飄」をご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。

そんな漢字が組み合わさった「喉飄石」、なんと読むのかお考えください!

「喉飄石」の読み方!

「飄」は「つむじかぜ」「ひょう」と読むことができます。ただ、かといって「喉飄石」を「のどひょういし」などと読むわけではありませんよ。

ヒントをお伝えすると、実は単体で「飄石」という言葉があるんです。「つんばい」とも読み「石を投げて遊ぶこと。また、その石」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)を表しますよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「のどずんばい」でした!

「喉飄石」について

ヒントでお伝えした「飄石」は「喉飄石」と同じように「ずんばい」と読みます。こちらも併せて覚えておいてくださいね!

それでは、意味の確認に移りましょう。先ほど「飄石」の意味はお伝えしましたが、そちらと「喉」が組み合わさるとはなかなか考えづらいですよね。気になる詳細は下記のとおりとなっています。

のど‐ずんばい ‥づんばい【喉飄石】〘名〙 のどずんばい(喉飄石)を打つこと。今か今かと待ち受けること。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「今か今かと待ち受けること」と、「飄石」とはかなり違う意味でしたね。あまりの違いに驚いた方も多いのではないでしょうか。

ただ、なぜ「喉」がつくと上記のような意味になるのか不思議に思われているかもしれませんね。

実は、そもそも「喉飄石打つ」とは「空腹の時に飲食物を見て、ごくりとのどを鳴らすようにして、欲しがる。また、期待をもって待ち受ける」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)ことを表すそう。こちらを踏まえると「喉」が含まれることも納得できるかと思います。

まとめ

いかがでしたか?

「喉飄石」は「のどずんばい」と読みます。

今後も意外な難読漢字を、たくさんご紹介させていただきますね!