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「嗄声」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.12.9
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今回ご紹介する言葉は「嗄声」。

「夏の声?」と思ってしまうかもしれませんが、「嗄」はよくみると別の漢字です。

「声」は小学生で習いますが、「嗄」は常用漢字ではないので少し難しいかもしれません。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「嗄声」の読み方!

では、早速「嗄声」の読み方を発表します。

「かせい」と読んだ方は、不正解!もちろん「かこえ」でもありませんよ。

では、ここでいくつかヒントを出しましょう。

「嗄」は「夏」と似ていますが、「か」とは読みません。

今回は3文字で読み方を考えてみてください。「声」は音読みでそのまま「せい」と読みます。

使われている漢字からなんとなくわかる通り、「声」に関する言葉ですよ。

さあ、そろそろ答えはわかりましたか?

正解は「させい」でした!

「嗄声」の豆知識

医療従事者の方は授業で習ったり、「嗄声」のある患者さんを見る機会があったりするのですぐに答えがわかった方もいるかもしれませんね。

では、「嗄声(させい)」とはどういう意味なのでしょうか。

声帯に病変があるため異常が生じた声。しわがれ声、かすれ声などの状態。

引用:精選版 日本国語大辞典(小学館)

 

風邪を引いたときなど、声ががらがらになることがあるでしょう。そのような声を「嗄声」といいます。

「嗄」にはもともと「嗄れる(かれる・しわがれる)」の読み方があるため、「嗄声」で引用のような意味になるのです。

ちなみに「嗄声」は、「させい」のほかに「かれごえ」や「しゃがれごえ」などとも読みます。

まとめ

いかがでしたか?

「嗄声」は「させい」と読みます。

あまり使う機会はないかもしれませんが、ぜひ覚えておいてくださいね!

 

参考文献:字通[普及版]