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排水口が詰まるかも……絶対に流してはいけないモノとは?

  • 2022.9.26

キッチンや洗面所・バスルームなどの水回りの排水口。何でも流してしまえば勝手になくなってくれると思っていませんか?実は、排水口に流してしまうと詰まりや故障の原因になるモノもあるので注意しなければなりません。今回は、排水口に絶対に流してはいけないモノを5つ紹介します。

■ティッシュやタバコの吸い殻など水に溶けないもの

ティッシュや生理用品、タバコの吸い殻などは、水分は吸収しても水に溶けることはありません。

トイレで「トイレットペーパー以外は流さないでください」と注意喚起されているのは、排水管で詰まってしまう可能性があるからです。

いずれも「燃えるゴミ」としてゴミ箱に捨てましょう。

■髪の毛

バスルームや洗面所の排水口に溜まりやすいのが髪の毛です。ヘアキャッチャーを使っていても多少は流れてしまいます。

キャッチャーの髪はこまめに取り除き、髪の毛をとかして落ちた髪はゴミ箱に捨てるなどして、なるべく排水口に流れ込まないようにしましょう。

■使用済みの油

揚げ物などの料理で使った油をそのまま排水口に流してしまうのはNGです。廃油は時間がたつと固まっていき、詰まりの原因になります。

キッチンペーパーで吸い取ったり、廃油処理材を使ったりして「燃えるゴミ」として処分してください。

■野菜クズやコーヒー粉

野菜クズやコーヒー粉などの生ごみは水に溶けません。コーヒー粉は細かいので、つい流したくなってしまうかもしれませんが、下水処理できないものです。

イヤな臭いが発生しないよう水分を取り除き「燃えるゴミ」として捨てましょう。

また、コンポストを利用すれば、生ゴミは肥料として生まれ変わります。そういった環境に優しい処理方法もあります。

■ガム

ガムは不溶性ですから、排水口に流すのはNGです。吐き出して水で流したつもりでも、溶けずに排水口が詰まってしまいます。

歩いているときに道路の側溝に吐き捨てる人を見かけますが、そのような行為は絶対にやってはいけません。

■排水口に流してはいけないモノは適切な処理を

水で流れてしまえば自分の視界には入ってこなくなりますが、排水管の中で詰まって故障やトラブルの原因になってしまいます。環境にも良くありません。

紹介したモノ以外にも水に溶けないものはたくさんありますから、捨てるときは正しい方法で処理するようにしましょう。

文・藤野こと(ライター)

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