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1冊つくるのに2年! 不思議でかわいいジオラマの世界で"さがしもの"を見つけよう。

  • 2022.9.25
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かわいらしいジオラマの世界からさがしものを見つけ出す絵本「どこ?」は、累計74万部超の大人気シリーズだ。1つのジオラマを作るのに約2か月、1冊できるまでには2年近くかかるという。

2003年に第1作の『どこ? つきよの ばんの さがしもの』が刊行されてから長く愛され、この度、10作目の『どこ? ほんの なかの さがしもの』(講談社)ができあがった。2022年9月16日より発売されている。

空へと続く階段、大きな本の扉、おもちゃのようなお城、キノコの形をした家、翼を持つペガサス...。「どこ?」シリーズには幻想的なジオラマが登場するが、すべてひとりの造形作家・山形明美さんによって制作されたものだ。粘土や布、発泡スチロールなどの材料を用いて、1つ1つ丁寧に作られている。

最新作は、「えほんのなかを旅する」がテーマで、森や空、水の中、恐竜の住む古代などさまざまな不思議な本の世界を巡っていく。

本シリーズは、3歳から大人までの幅広い年代が対象とされている。見つけるのはもちろん、物語を読み進めても楽しめる絵本だ。ぜひ、家族でワイワイと本を囲もう。

■山形明美さんプロフィール
静岡県生まれ。造形作家。
幼児雑誌や絵本などの、人形やジオラマ製作を手がけている。本書は、『どこ? つきよの ばんの さがしもの』『どこ? もりの なかの さがしもの』『どこ? とびらの むこうの さがしもの』『どこ? ふしぎな まちの さがしもの』『どこ? ながい たびの さがしもの』『どこ? めいろで さがしもの』『どこ? どうぶつたちと さがしもの』『どこ? クリスマスのさがしもの』『どこ? パーティーの さがしもの』の続編にあたる。

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