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なぜその色を? スタイリストが欲しいのは「何色」ではなく「みたいな色」【3選】

  • 2022.9.24

〇〇色よりも「みたいな色」が欲しい

コーディネートルームの会話から生まれる「スタイリストの言葉」の裏側。「あいまいな色だからいい」「質感があるからいい」など。コーディネートを組んでいる作業場で繰り広げられるよく聞く言葉の真意とは? あらためて一言一言の理由を聞いてみると、プロならではの目のつけどころが見えてきた。



TOMATO RED

デニムにあたたかみを足したいから…「トマトみたいな赤」ニット

「赤といっても色みはさまざま。真っ赤よりやさしくて、オレンジより濃厚な赤を探しているときによく浮かぶのは“トマトの赤”。さらに連想されるみずみずしさも加わる気がします」(スタイリスト・渡邉恵子さん) 赤ニット 27,500円/J.プレス オリジナルズ(J.プレス & サンズ 青山)

PEARL WHITE

無骨なボトムにうるおいが欲しいから…「パールみたいな白」シャツ

「生地の風合いやツヤのぐあいによって、意外と幅の広い光沢のある白シャツ。“パールの白”ととらえることで、上質な雰囲気までも演出できるのかなと思います」(スタイリスト・岩田槙子さん) 白シルクシャツ 64,130円/ラスパイユ(シップス インフォメーションセンター)

EGG YELLOW

強すぎない色を加えたいから…「たまごみたいな黄色」スカート

「一般的なベージュより黄みが強くて白っぽい。たまごのような黄色は、スタイリングに鮮度と親しみやすさ両方をもたらせるので、重宝します」(スタイリスト・高木千智さん) クリームレザースカート 25,300円/イウエン マトフ(ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店)


(ピンク・グリーン・イエロー・キャメル)
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【STYLIST MEMBER】
・渡邉恵子さん
実用性も押さえた、カジュアルなのに女っぽいスタイル提案は格別。
・樋口かほりさん
流行に流されないシンプルな服に、大人の甘さを効かせるのが得意。
・岩田槙子さん
女性らしさが引き立つシルエットや、シーンレスな服選びに定評あり。
・高木千智さん
メンズライクなムードをさりげなくとり入れた、辛口な装いが人気。
・出口奈津子さん
都会的な印象は押さえつつ、力を抜いて着られるスタイリングが定番。
・塚田綾子さん
ベーシックな服装に色や小物で彩りを添える、バランス感覚が絶妙。

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