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パリの撮影現場の食事を公開! 仕事のモチベーションを上げ、絆を深める「食」のチカラ【日登美のタベコト in Berlin・32】

  • 2022.9.24
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ベルリン在住で6人の子どものお母さん。モデルとして活躍する傍ら「台所から子育て、暮らしを豊かに」をコンセプトに、オンライン講座とウェブサイトを主催している日登美さんによる、「食」からはじまるエッセイです。

台所のチカラ

ホテル近辺で買い食いで済ませる夕飯はこんなの。でも、結構オーガニックなものも簡単に手に入るので助かる。

最近たびたび撮影でパリを訪れています。

せっかくのフランス滞在、美味しいものを食べたい!と思いつつも、仕事で来ているので実はほとんど時間がなくって、その辺のお店で買い食いしておしまい、なんてことも結構あります。

そんな時、撮影現場で素敵なお食事が出てくるとやっぱり元気が出ちゃいます! 日本でもそうでしたが、モチベーションの高い仕事ほど食事に気を遣って下さることが多いのです。みんなが気持ち良く仕事するのに、食事がかなり重要なのは世界共通なのかもしれません。

何度も撮影をご一緒し、私も大好きなブランド、「ルメール」も食事を大切にしていらっしゃる現場のひとつ。アトリエにはカフェとキッチンがあって、そこで働く人の憩いの場になっています。

ルメールの撮影合間にアトリエ内の台所でスタッフみんなとランチを囲む。
この日はイギリス人シェフによるカレー。ベジタリアンオプションもある。

朝はクロワッサンにフルーツ、コーヒーなどがあり、各自のんびりと朝を迎えて仕事へ。昼はそこでシェフがランチを作ってくれたり、ケータリングしてくれたりしています。

朝、たくさんのフルーツとクロワッサンが並びます。
ルメールアトリエ内のカフェテリア。昼はみんながランチを食べにくる。植物がいっぱいで気持ちいいインテリアも素敵。
外にも緑がいっぱいでリラックスできます。
カフェテリアは美味しいだけでなく、照明やタイルなどの質感も心地よくデザインされているのが印象的。

最近はイギリス人のシェフが美味しい料理を作ってくれているそう。私の撮影の日も美味しいカレーと、食後にはガトーショコラも作ってくれていました。リクエストすると好きなものを作ってくれる、というフレキシブルさも素敵。

ルメールのキッチン。光が中庭から差し込む。
この日はイギリス人のシェフが美味しいものを用意してくれていた。

食事を囲む、美味しくて健康的なものを食べる、その場で作る。そういうことが家庭だけでなく、仕事を一緒にする仲間との絆も深めてくれるみたい。

たかが食事、されど食事。今やアパレルの現場でも台所は大きな意味を持つように感じています。

美味しいご飯も食べつつ、スイーツの買い食いも欠かせない(笑)。結局食べすぎ!?
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