【宇都宮】大風・地震・煙迷路！体験しよう【栃木県防災館】

皆さまこんにちは♪すみれ子です。あっという間に9月も下旬。空気も秋めいてきて季節が着々と変わりつつある事を感じます。

さて、9月1日は防災の日にちなみ9月は防災月間です。天災は忘れた頃にやって来ると言いますが、昨今は忘れる間も無く天災と共にある暮らしですね。度重なる地震に豪雨に津波。竜巻などによる突風などあらゆる災害がある日本。 今日は宇都宮市にあります【栃木県防災館】をご紹介させていただきます。

お・か・し・も・ち

皆さんは『お・か・し・も・ち』というのはご存知ですか？学校や園などの避難訓練で習う言葉です。

お→押さない か→駆けない し→喋らない も→戻らない ち→近寄らない

この言葉を忘れずに頭へ入れておきましょう。

体験して分かる災害の大きさ

栃木県防災館では3つの体験をしてきました。まずは大風の体験。風速30mまでの風を体験できます。正面からの向かい風では呼吸をするのもやっとの状態でした。横切る際もよろけてしまい、更に豪雨などが重なると命を落としかねないと怖くなりました。

お写真にはありませんが火災を想定した煙迷路の体験もしました。係員の方の丁寧な説明をもとにお部屋へ入ったのですが一瞬で怖くなりパニックとなった私。つい、手当たり次第のドアを開けようとしたり、喋ってしてしまい子どもに叱られました。叱られた事をきっかけに落ち着きを取り戻しゴールまで辿り着きました。口を押さえてしゃがみながら進む事がこんなにも大変なのかと衝撃を受けました。正直なところ、走って進む方が早く避難できるのではないかと思わずにはいられませんでしたが、私のような人が命を落とす事になるのですね。冒頭でお話ししました「お・か・し・も・ち」の言葉が完全に頭から抜けていた事に大人として情けないなと反省です。

展示スペースで学ぶ

展示スペースでは過去の災害の状況をお写真と共に展示されています。私自身、教科書で初めて触れた災害などもありました。

今回、体験や展示などで改めて学校や園などで行われる避難訓練の大切さを心から実感しました。火災や竜巻など内容にあわせた避難訓練が行われているところもあるそうです。大人になると避難訓練を受ける機会は激減、もしくは皆無です。知識が無い、忘れてしまった事で失われてしまう命もあります。学校や園で避難訓練を行なってくださる事がどれだけ素晴らしくありがたい事なのかと思わずにはいられませんでした。日々、沢山の子ども達の教育と命を守ってくださる先生方や携わる皆さまに心からの感謝を申し上げます。

守るべき命と生活

「命が助かっただけ幸せ」もちろん私もそう思います。命があってこそです。ですが、その後も生活は続いていくのです。身も心もきちんと整う間もなく。頑張らなくちゃ！やらなきゃ！と無理に奮い立たせて心身が壊れてしまわないためにも、まずは「知ること」が大切なのではないでしょうか。知っているのと知らないのとでは天と地ほどの差です。防災月間問わず意識する事で守れる命と生活があります。是非皆さま、防災館へ足を運んで体感してみてください。そして、理解を深め明日起こるかもしれない災害に備えましょう。それでは皆さま、またお会いできる日を楽しみにしております♪すみれ子でした。

DATA

栃木県防災館

〒321-0414 栃木県宇都宮市中里町２４８

お電話番号 028-674-4843

HP http://www.t-bousaikan.jp/

開館時間：午前9時30分～午後4時30分まで 体験受付：午前は、午前9時30分～午前11時30分までに入館。 午後は、午後1時00分～午後3時30分までに入館。 休館日：毎週月曜日※月曜日が祝祭日又は「県民の日」の場合はその翌平日。年末年始12月28日～1月4日まで 入館料：無料 駐車場：有 利用申込み：団体（10名以上）で利用される場合は、事前に電話でお申込みください。