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見た目年齢、大丈夫?「老けないオンナは知っている」ホルモンバランスのとり方って?

  • 2015.10.26
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30代になった途端に「肌ツヤや髪の潤いが減ってきた」「たるみや小じわが目立つようになってきた」など、年齢を重ねると悩みは尽きませんよね。美容にかけるお金が年々高くなってきたという方も多いのではないでしょうか。

しかし、いくら高いコスメやサプリメントを使っても、体の中から“美しさを作り出している”2つのホルモンの分泌が衰えてしまっていてはその悩みは解決しないのです!

そこで今回はビューティーアドバイザーである筆者が、忙しい人でもすぐに実践できる2つのホルモン分泌を整える方法をご紹介します。

 

■バランスが大切!女性の「キレイ」をつくる2つのホルモン

(1)美のホルモン『エストロゲン』

排卵時に分泌のピークを迎えるエストロゲンは、女性らしいカラダと美を作り出すためにとても大切なホルモンです。

主な働きとしては、

・新陳代謝を上げ、カラダの循環機能を活発化させる

・ヒアルロン酸、コラーゲンの分泌を促進し、肌・髪のツヤをアップさせる

・食欲を抑え、脂肪の代謝を促す

などがあります。

(2)母のホルモン『プロゲステロン』

生理時に分泌のピークを迎えるプロゲステロンは妊娠に大きく関わり、エストロゲンとのバランスを保つことで重要な役割をしています。

また、母のホルモンと言われるだけあって、主な働きとしては女性が妊娠できる体づくりをする作用を持っています。乳腺の発達に働きかけバストのハリを保ったり、基礎体温をあげ、免疫力をアップしてくれます。

しかし、妊娠の準備をするためのホルモンであるが故に、むくみやニキビ、イライラの原因にも。

2つを比べてみると、エストロゲンの分泌ばかりを気にしてしまいそうですが、エストロゲンが分泌されすぎると、女性特有の疾病を発症するリスクが高まったり、逆にホルモンバランスが崩れて肥満の原因にもつながる可能性があります。つまり、バランスを保つことが大切なのです。

 

■そもそも「ホルモンバランス」を整えるには

●質の高い睡眠をとる

ホルモンは、カラダが十分に休まっているときに多く分泌されます。特に質の高い睡眠は、成長ホルモンの分泌にも効果的です。寝る前に、40度前後のお湯に20分ほど浸かり、カラダを芯から温めて眠りましょう。リラックスをコントロールする副交感神経が高まることで、よい眠りを促すことができます。

●軽い有酸素運動を行う

ヨガやウォーキング、簡単なストレッチでも構いません。自分のできる範囲での有酸素運動を行いましょう。軽い運動は自律神経のバランスを保ち、ホルモンの分泌が過剰になることを防いでくれます。

 

■「美しさをつくる」ために今すぐ実践できること

なかでも、美のホルモン『エストロゲン』と母のホルモン『プロゲステロン』のバランスを整えるために今すぐ実践できる2つの方法をご紹介します。

●美のホルモンと似た働きの食材をとる

『エストロゲン』とよく似た働きをするのは“イソフラボン”です。大豆に多く含まれるため、豆乳や納豆などの大豆製品から摂取することができます。

●母のホルモンを分泌させる成分とは

『プロゲステロン』の分泌をコントロールするのに効果的な成分は、“ビタミンE”です。ビタミンEを多く含むアーモンドなどのナッツ類、イワシ、うなぎ、モロヘイヤを食事に取り入れてみましょう。

 

これなら普段の生活の中でも簡単に実践できそうですよね! 最近美容に関する悩みが増えてきたというかたは1度試してみてくださいね。

【著者略歴】

※ 加茂 基香

代官山サロン&セレクトショップgiraffe TOKYOオーナー。ビューティーアドバイザーとして女性のキレイ・ウェルネス・スポーツ・ライフスタイルのプロデュース及びディレクターとして活躍。プライベートでは日本舞踊やトライアスロンなどアクティブな生活を送り、キレイと健康の体現を実行している。

・・・MAGNIFIQUE株式会社代表

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