二子玉川の街で生まれたクラフトビール！ふたこビール醸造所

いつもはたまプラーザ情報をお届けしている、リビング田園都市地域特派員のらぴすらずりです。久しぶりに二子玉川までお出かけして、ずっと行きたかったブルワリーを訪問したので、ご紹介したいと思います。

二子玉川駅からすぐのロケーション

酷暑の夏が過ぎ、ようやく夕方の風が少し心地よくなってきましたね。こんな時は…ビールが美味しい♪私、ビール女子です。チョコがなくても生きていけるけど、ビールがなかったら生きていけません。ちょうど二子玉川に用があったので、前から一度は行ってみたいブルワリーのひとつ、「ふたこビール醸造所」に行ってきました。

たまプラーザ住民は二子玉情報を検索するけれど、二子玉住民はたまプラを検索することはない。田園都市線あるあるですね(笑)。検索しなくても大丈夫、場所は二子玉川駅から5分です。二子玉好きなら誰でも知ってる、 飲食店複合施設の「柳小路」。とにかく玉川高島屋の裏に回り込めば、なんとなく着いちゃうわかりやすさ。

二階にありますよ。外階段から行きます。外看板からして、わくわくします。

外にもタンクがあります。タンク、ときめきます～。消毒してから入店します。

コンパクトな店内にいろんな表情が

4時半に電話して5時半からの予約をして、カウンター席に案内頂きました。お！ Fino！ここに掲載されていたブルワリー紹介の記事、読みましたよ。東急の会報誌です。

楽しいラベルコレクション。カウンターならではのお楽しみの図。

窓際席もいいですね。二階とは思えない、眺めの良さです。

メニュー表が木のプレートで、とってもおしゃれ。シック＆スタイリッシュな店内、落ち着きますね。

オリジナルアイテムが販売されています。普段着にこんなTシャツ着ていたら、世田谷好きっていう感じですよね。

お仕事帰り時間帯の方々が、サクッと飲み。1日のリセットができそう。こじんまりした店内ながら、いろんな表情があるお店です。お子さん連れのご家族は、中央のテーブル席で楽しんでいました。

世田谷の地元産素材を生かしたドリンク＆フード

カウンター席に戻りましょう。夫と何を飲むかの相談です。黒ビール大好き。スタウト大好きの私。一杯目からフタコブラックにいきます。夫はフタコIPA。１杯目を頼んだ直後に、もう２杯目を考える私達～。

世田谷で育てた六条麦、澤乃井梅酒ぷらりのソーダ割りも気になります。澤乃井さんとのコラボイベントされていましたよね～。あ、ホップソーダは飲みそこねてしまいました。お取り寄せ以外で飲めるのは珍しいんですよ。ハーブティもいいし、ノンアルコールメニュー充実♪ そしてどれも、地元産、世田谷産にこだわりがあるのがここの特徴。

デザートは普段食べない私ですが。醤油のプリン、アイスともに美味しそうです。どんな味がするのでしょう。昼間にカフェ代わりに来てもいいし、飲めない方も美味しく楽しめそうです。

フタコブランドのビールのなめらかな口当たり

はい。美しき1杯目！いい絵じゃないですか～。もちもちの泡。なめらかな飲み心地。きちんと冷えているけれども、冷たすぎず、なんともクリーミー。スタウトなのに重くない、むしろ軽々とした香りを感じます。

IPAも爽やかながら、柔らかな味わいです。世田谷産のホップを使い、二子玉川の街で生まれたローカルクラフトビール。二子玉って、タマタカとライズと高級住宅地というイメージだったので、世田谷で農作物が収穫できるってとても意外な印象です。横浜から川を渡ってやってくる私達には見えない、世田谷コミュニティがあるんですね。

お料理、キター！美しい！尾山台の名店DADACHAさんの6種のハムの盛り合わせ。ダダチャは、芸能人さん御用達の世田谷ブランドですね。わさびリオナーって他では食べたことがありません。

さっぱり味のラタトゥイユ。具材大きめで食べごたえあります。

レンコンも大きめ。火が通り過ぎてなくて、歯ごたえが楽しい一皿です。幸せの図。

途中でタップリストの差し替えがあり、シトラスラガーが加わりました。もちろんオーダーしますわよ。ここで４杯目が確定。

飲んだ瞬間から華やかなシトラス感。これは女子が好きなやつー！ もはやクラフトビールかクラフトチューハイかわからない程の飲みやすさ。

息子が茄子アレルギーなので、外食でしか食べられない茄子を頼みました。ていねいな下包丁の仕事で味がしみしみ。どのお料理もとてもおいしいし、ちゃんと量があります。クラフトビールのブルワリーさんって、美味しいビールを自信満々で出して、おつまみはちょっぴり、というところが少なくないんですけど、お料理がきちんと美味しいのは嬉しいです。

ビールを通して広がる地域の輪

タンク部屋は扉で仕切られていました。これを見ながら飲めるのが、カウンター席の特権。それにしても、よく二子玉川のど真ん中にこんなタンクを持ってこようって考えたなぁ、と飲んでいる時は思っていましたが、元々は二子玉川の地域コミュニティの場としてスタートしたようです。

多摩川沿いのクラフトビール醸造所さんとの連携プロジェクト、TABAの案内が置いてありました。今回は取材として伺ったのではなく、純粋に美味しいビールが飲みたくて伺ったので、お話は全く聞けませんでしたが、ネットで拝見すると世田谷への思いが詰まったブルワリーなんだなってわかります。

黒板の表を眺めながら飲むのも楽しいもの。次に来た時はなにを飲もう？

ところで。このロゴの文字って、どう読むのでしょう。 双子？カタカナのタ？それとも、多い？ スタッフの方に伺ったところ「麦麦」なんですって！ あぁぁ！上の草のイラストも漢字の一部なんですね！会社名が株式会社ふたこ麦麦公社さんですものね！楽しい謎解きです。ふたこブルワリーさんの活動、思いを知ることは、もっと奥深くて、楽しい謎解きになりそうですよ。

ふたこビール醸造所 住所：東京都世田谷区玉川3-13-7 柳小路南角 2F 電話：03-6411-7125 営業時間：11：30‐22：00 定休日：なし HP：https://futakobeer.com/pub/