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【神崎恵】“着回して楽しむ”アイシャドウパレット

  • 2022.9.22
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今月の気分【アイシャドウパレットを着まわす】

「まぶたにのせたとき、色を主張しすぎないシャドウが好き」という神崎さん。今回は秋の装いに合わせて、ニュアンスの美しいブラウン系のアイシャドウパレットを着回してくれました。単なるベーシックで終わらない、センスとアイデアは必見です。

レ キャトル オンブル ツイード
レ キャトル オンブル ツイード

04

¥11880(限定)/シャネル

「オートクチュールを彷彿とさせる温もり感じる色と質感。今回の限定パレットは4つのカラーバリエーションですが、この04の登場頻度がかなり高め」

「白を含んだようなピンクのマットリップを、やわらかなブラウンの陰影で引き立てて」

つい手に取ってしまうのが、ブラウン系の4色アイパレット。私の場合、“好き”なシャドウがあっても、それを必ずメイクの主役に据えるわけではないんです。もちろん、シャドウそのものの色を楽しむ日もあるけれど、今回のメイクのように、少し個性的なリップを塗る際のバランサーとして取り入れるのもメイクの楽しみ方のひとつだと思います。

神崎恵さん

デニムオンデニムにレオパードのジャケットという、エッジのきいたスタイリングにも似合います。

神崎恵さん

◆Other items

【1】コンスピキュアス マットリップス
【1】コンスピキュアス マットリップス

08

¥4730/アンプリチュード

甘いだけじゃない魅力を持つマイルドな青みピンク。

【2】エクストラボリューム カラーマスカラ
【2】エクストラボリューム カラーマスカラ

08

¥4840/アンプリチュード

ドラマティックなまなざしを生む赤。

【3】コンスピキュアス チークス
【3】コンスピキュアス チークス

13

¥7480/アンプリチュード

骨格美を引き出すブラウンとほのかな血色を宿すソフトピンクがセットに。

[ How to Make-up ]

パレット左下をアイホールと下まぶたに薄くぼかし、左下を二重幅にオン。右下で上まぶたのキワにシャドウラインを引き、まろやかに引き締める。上まつげ全体に黒のマスカラを塗り、目尻にのみ【2】をのせて赤みをポイントで効かせる。【3】の上側を頬を広く、淡く。【1】を唇の輪郭通りに直塗り。

レ キャトル オンブル ツイード 04
神崎恵さん
「エッジィな目尻のWラインと素肌をブラウンで調和させて」

目元や唇に強い色を使ったときにふんわりとチークをぼかして肌色との調和を図るように、今回は、目尻にキュンとはね上げるように入れたカーキのアイラインのなじませ役として、まろやかなブラウンシャドウを使いました。

神崎恵さん

こういった遊び心あるメイクは、ツイードのジャケットのようなエレガントなファッションに合わせて、意外性を楽しむのが好きです。

神崎恵さん

◆Other items

【1】ルージュ アリュール
【1】ルージュ アリュール

206

¥5500/シャネル

肌を美しく見せる絶妙なヌーディベージュ。ほのかなツヤがふっくらとしたボリュームも叶える。

【2】クレヨン ユー
【2】クレヨン ユー

05

¥3850/ゲラン

クリーミーな描き心地。目元に洒落感をもたらす深いグリーン。

【3】ルミナイザー バー
【3】ルミナイザー バー

04

¥3300/トーン

みずみずしい淡い光を放つハイライト。04は、自前みたいな血色とツヤを同時に宿せるコーラル系。

[ How to Make-up ]

パレット左上をアイホールに淡くぼかし、右上を二重幅に淡くのせて陰影を深める。【2】で上下のまぶたの目頭からインサイドラインを引いた後、二重のラインの終点から長めのはね上げラインを引き、まなざしにインパクトをオン。頬の高いところに【3】で血色と光を淡く仕込み、輪郭よりやや大きめに【1】を塗ってふっくらとした唇を演出。アイメイクが強いぶん、他のパーツはヌーディに仕上げて、ピュアさをひとさじ。

レ キャトル オンブル ツイード 04
神崎恵さん

メイク効果で、簡単にキャラ変!? 眼鏡って、楽しい!

さまざまなシーンで眼鏡を素敵に取り入れている神崎さん。選ぶアイテムはどれもオシャレ。「私にとって眼鏡は、リップみたいな存在。顔の雰囲気を変えてくれるものだから、その日のメイクやファッションに“あと一味欲しい”となった際にとても役立ちます。昔から眼鏡が好きで、太いフレーム、細いフレームなどいろいろなデザインのものを持っていますが、フレームが大きめのものが好みです」。この秋は、神崎さんの使いこなし術を参考に、眼鏡のオシャレ楽しんでみては?

たっぷりとしたニットがほっこりに見えないのは、インパクト大な眼鏡のおかげ
神崎恵さん/たっぷりとしたニットがほっこりに見えないのは、インパクト大な眼鏡のおかげ

インパクトのある太めのフレームがすごく好きで、いくつかコレクションしています。ちょっぴり懐かしいデザインのニットはボウタイがついたブラウスや太いフレームの眼鏡といったエッジの効いたアイテムを取り入れてバランスをとります。

軽やかなジャケットの生地感には、華奢なフレームを合わせて
神崎恵さん/軽やかなジャケットの生地感には、華奢なフレームを合わせて

トム ブラウンの眼鏡は大きなレンズと細いフレームが特徴。黒のオールインワンと軽やかな生地のジャケットのスタイルに合わせるとバランスが◎。

ちょっぴりレトロなゴールドフレームで遊び心をプラス
神崎恵さん/ちょっぴりレトロなゴールドフレームで遊び心をプラス

ブラウスのエレガントさに、レトロな雰囲気のグッチの眼鏡で“はずし”をプラスしたスタイル。ヘアはさらりとストレートで、ニュートラルに仕上げて。

金縁にはパールのアクセをチョイス
神崎恵さん/金縁にはパールのアクセをチョイス

全身ホワイトコーデに、ラドローのストローバッグ、そしてレンズの大きい金縁眼鏡。こんなコーデの日には、ゴールドのアクセではなくパールをメインに合わせています。

シャツ×黒縁眼鏡は昔から大好きな組み合わせ
神崎恵さん/シャツ×黒縁眼鏡は昔から大好きな組み合わせ

ストライプのシャツのクリーンな雰囲気を楽しみたい日。肌は日焼け止めだけで軽やかに仕上げ、メイクもごくごく薄く。仕上げにトム ブラウンの黒縁眼鏡でアクセントを。

撮影/魵澤和之(まきうらオフィス) スタイリング/石関靖子 ヘア/shuco(3rd) 取材・文/中川知春

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