岩手の美味しいものを満喫するなら。おすすめは【ホテルメトロポリタン盛岡】です

JR盛岡駅に直結する【ホテルメトロポリタン盛岡】は、食事や会議、宴会も行える総合ホテルです。岩手の素材をふんだんに使ったチャイニーズダイニング「JUEN」や、2023年3月31日までの限定で飲める「新幹線イヤー記念企画 カクテルフェア」は鉄道ファンにもおすすめ。また、満足感いっぱいの朝食ブッフェなど、岩手の美味しいものを満喫できます。

本格的な四川料理がいただける！

旬の素材をふんだんに使った四川料理をいただけるチャイニーズダイニング「JUEN」。ランチは満席になる日も多い人気店で、今年就任したばかりの料理長が腕を振るいます。

▲本館４階にあるチャイニーズダイニング「JUEN」

▲回転テーブルのある個室も用意 ＜画像提供: ホテルメトロポリタン盛岡＞

中国政府が公認する国家資格「栄養薬膳師」の資格をもつ料理長こだわりの月替わりメニュー「黄龍コース」。ここでは2022年8月末までの一部のメニューを紹介します。前菜となる「季節の冷菜六種盛り合わせ」は、二戸の佐助豚を使ったチャーシューや、鮑の冷菜、塩水海老、中華クラゲ、インゲン香り炒めなど、彩り豊かな料理が並びます。

▲料理長の腕前を楽しめる「季節の冷菜六種盛り合わせ」

薬膳スープは岩手県のブランド鶏「みちのく清流どり」の手羽先をはじめ、干し貝柱や干しシイタケ、冬瓜などが入り、上には「夏草花（かそうか）」という栄養価の高いキノコをトッピング。味付けは塩と紹興酒と胡椒だけ。素材の旨みを引き出した蒸しスープです。

▲身体に染みる「季節の薬膳スープ」

一般的な海老チリソースはむきエビを使いたっぷりのソースでいただきますが、一尾の海老を美しく盛りつけ、頭の味噌の旨味も味わえる特別感のあるエビのチリソースです。添えられたファージュン（中国風蒸しパン）を残ったソースに浸けて食べると、チリソースも余すことなく楽しめます。

▲一尾のエビが上品に盛り付けられた「天使の海老のチリソース 蒸しパン添え」

四川料理と並ぶ辛い料理のメッカ湖南省。ラム肉を高温で揚げて、生姜や唐辛子、揚げたニンニク、クミンパウダーなどをアクセントに使う、夏の暑さに打ち勝つためのちょっと辛いスペアリブ。ビールにもよく合います。

▲「ラムチョップの湖南風唐辛子炒め」は暑い夏に最適

「JUEN」では季節に合わせたディナーやランチコース、家族向けメニューをはじめ、単品料理、限定メニューなど豊富に用意。訪ねておきたいお店です。

新幹線「はやぶさ」カラーの限定カクテル

2022年はJR東日本が管轄する各新幹線の開業からふし目の年となることから、「新幹線YEAR2022」キャンペーンを開催中。2023年3月31日までの期間限定で、メトロポリタン盛岡が独自に用意する「新幹線イヤー記念企画 カクテルフェア」が注目です。

「HAYATE」は、新幹線E5系のボディカラー「飛雲ホワイト」をベースに、「常盤グリーン」をライムピールで表現したカクテル。盛岡の蔵元「あさ開（びらき）」の日本酒が使われ、ほのかな甘さやライムピールの爽やかな香り、クリーミーな味わいを楽しめます。

▲期間限定のオリジナルカクテル「HAYATE」。カクテル好きの方のみならず、鉄道ファンも飲んで写真に納めたい一杯です

盛岡の夏の風物詩「さんさ祭り」をイメージしたホテルのシグネチャーカクテル「Sun幸」。昨年のホテル開業40周年に合わせ、社内のスタッフによるコンペで選ばれたカクテルです。ブラッドオレンジジュースと岩手の地酒「あさ開」を使い、フルーティーで飲みやすく、女性にもおすすめです。

▲鮮やかな色が楽しめる「Sun幸」

ちょっと珍しく、ぜひ試しておきたいのが、ホテルオリジナルのジンジャーエール。宮古産の「潮風のハーブティー」に黒糖、レモン、四川唐辛子、鷹の爪、生姜を漬け込んだ、スパイシーで生姜の刺激が爽やかな一杯。夜はこの自家製ジンジャーエールを使ったオリジナルのクラフトモスコミュールも登場します。

▲お昼に人気のホテル自家製ジンジャーエール

朝食ブッフェで楽しむ岩手の味

メトロポリタン盛岡に泊るなら、ぜひ味わっておきたいのが朝食ブッフェ。チャイニーズダイニング「JUEN」の中華のシェフが作る和食や洋食、中華メニューも用意され、ひっつみ汁や岩泉ヨーグルト、小岩井牛乳など、地元の味もそろいます。

▲朝食はチャイニーズダイニング「JUEN」で和洋中のブッフェ

▲ビジネスマンも多いホテルのため１人用の席もあります

▲せいろで蒸された熱々の「肉焼売」と「海老風味焼売」

▲ちょっぴり辛い「麻婆春雨」。日によって麻婆豆腐も用意されます

▲みずみずしいサラダには、バーニャカウダや自家製ビネグレットドレッシングなど数種類用意

▲フルーツのほかに、自家製のフルーツゼリーも美味しいのでぜひ味見を！

▲クロワッサンやベーグルなども用意

地元岩手の味を満喫できるのも食材ブッフェのアピールポイント。佐々長醸造の味噌を使った味噌汁には、肉厚で弾力のある三陸わかめも入り、岩手で有名な「田舎漬本舗澤田屋」のお漬物も味を確かめておきたいです。

▲郷土料理もいただけるビュッフェ朝食

郷土料理は２か月ごとに変わります。この日は南部鉄器の鍋で提供された人気の「ひっつみ汁」が登場。水で練った小麦粉を“ひっつまんで”入れた汁物です。ホテルのひっつみ汁は鶏出汁で、ちょっと甘味のある優しい味わい。野菜もたっぷり入っています。

▲岩手の郷土料理「ひっつみ汁」

▲春になると三陸に水揚げされるイサダ（ツノナシオキアミ）。小エビに似た風味をサラダでいただきました

“ホテル独自の味”を楽しむなら「中華粥」がおすすめ。干し貝柱の入った中華スープでご飯を炊き、クルミやゴマなど数種類用意されたトッピングでいただきます。特に先代料理長が考案した「食べるサバ味噌ラー油」がイチ押し。サバの旨味もプラスして、お客さんから「売って欲しい」とのリクエストをいただく逸品です。

▲これを食べるため泊りに行きたくなる「食べるサバ味噌ラー油」でいただく中華粥

近ごろは地域の卵かけごはんも食べる機会が増えました。ホテルのご飯は特Aクラスの「金札米」で、奥州市水沢地区で生産される限定のひとめぼれ。粘りや旨味を楽しめるお米です。生卵は紫波町にある浅沼養鶏場の「もみじたまご」。平飼された鶏の卵は、甘みとコクのある濃厚な味でした。

▲旅の醍醐味のひとつ、地元のご飯と地元の卵で極上の「卵かけご飯」

“盛岡に行ったら食べるべき”とまで言われる「福田パン」。ふわふわのコッペパンに50種類ほどの具を用意するご当地パンです。朝食ブッフェでは一番人気のあんバタ―が登場。気に入ったら盛岡駅２階の北改札口を出てすぐのお店「iwate tetoteto」で、数種類の福田パンを買えますよ。

▲「福田パン」は盛岡のソウルフードにしてご当地パン。盛岡駅で必ず買う旅のお供です！

▲カフェインレスコーヒーは南部鉄器の鉄瓶に淹れられ保温。南部鉄器は鉄分を摂れるので、貧血や疲れ気味、夏バテの方におすすめです

美味しい中国料理。印象に残るカクテルと自家製のジンジャエール。そして地の物にくわえ、ちょっと中国風のメニューが美味しい朝食ブッフェ。【ホテルメトロポリタン盛岡】で、いつもとちがうビジネスホテルステイを楽しんでみてくださいね。＜text＆photo：みなみじゅん 予約・問：ホテルメトロポリタン盛岡 https://morioka.metropolitan.jp/＞