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『梨泰院クラス』俳優アン・ボヒョン「日本の皆さんに新しい姿を見せれて嬉しい」

  • 2022.9.20

アン・ボヒョンが初めての来日イベントに真っ白なスーツで登場し、王子様のようなビジュアルでファンを沸かせた。

俳優のアン・ボヒョンは9月17日、自身の初主演作『軍検事ドーベルマン』の初放送記念記者会見とスペシャルトークイベントを埼玉・ところざわサクラタウンで開催した。

記念すべき初来日イベントには多くのファンが会場に駆けつけた。残念ながらイベントに外れてしまったファンも会場の外で写真を撮っている姿が見られ、彼の日本での人気を改めて証明した。

ドラマ『軍検事ドーベルマン』は韓国初の軍法廷を描いた作品だ。アン・ボヒョン演じる「ド・ベマン」はお金にしか興味のなかった人物だが、軍隊の中で起こる様々な悪い出来事を通じてその真実を探り、その過程で軍検事として成長していく。

軍隊という非常にセンシティブな作品を扱うなか、気を付けるところも多かったそう。法律で使う単語や普段は使わないような単語が多くて勉強もたくさんして、さらに、「ベマン」というキャラクターを強く見せるため運動もたくさんしたという。

アン・ボヒョン

劇中、軍服や検事服、スーツなどの衣装を着たが、アン・ボヒョンは自分でも軍服が一番似合っていたと思うと話しつつ、今後も軍隊や海軍の役に挑戦したいと意欲を見せた。

某航空機の機内エンターテインメント・サービスにはすでに本作が入っていたそうで、「機内食を食べながら見れるということがとても誇らしく嬉しかった。一生懸命撮影したドラマが日本で初めて放送されるのが、まるで初放送のような気分でワクワクしている。日本の皆さんに新しい姿をお見せすることができてとても嬉しい」と語った。

また、ドラマの見どころについて「OSTがとても良い。OSTに合ったアクションシーンも見どころだ。また、エンディングが非常に気になる作品だ。視聴者も推理しながら見るとより面白いと思う」と話した。

アン・ボヒョン

時折簡単な日本語で記者に対応する姿も見せたアン・ボヒョン。ひらがなはすでに習得し、現在はカタカナに挑戦中らしい。

最初にみた日本の漫画は『ドラゴンボール』だというアン・ボヒョンは、アニメ『君の名は。』が好きで劇中流れる『スパークル』は寝る前にもつけているという。

今回ドラマのタイトルにもある『ドーベルマン』から、自身を犬に例えるならいう質問には「監督はドーベルマンといったときに、僕が思い浮かんだそう。スタッフには、劇中登場する(ドーベルマンの)ボルトとも似てきたと言われた。ファンの方々はSNS上で、サモエドに似てると言ってくれる。みんな大きな犬に似てると言う」と笑いながら教えてくれた。

© STUDIO DRAGON CORPORATION

アン・ボヒョン初主演ドラマ『軍検事ドーベルマン』は、CS衛星劇場にて10月26日(水)より日本初放送され、毎週水曜日23時から配信される。(※スカパー!、J:COMなど一部ケーブルテレビ局では第1話を無料放送)

取材・文=佐々木 夏美

◇アン・ボヒョン プロフィール

1988年5月16日生まれ。韓国・釜山(プサン)出身。2007年にモデル活動をスタート。2014年に演技の世界に足を踏み入れ、2016年に日本でも人気を集めたドラマ『太陽の末裔』(KBS2)に出演して注目を集めた。中学・高校とアマチュアボクシング選手として活躍し、釜山の代表選手として全国大会を制したことも。2020年、ドラマ『梨泰院クラス』で見せた見事な悪役っぷりで一躍注目を浴びる。

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