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自閉症の息子の育児エッセー漫画。町内行事は必ず参加させる理由が深い

  • 2022.9.20
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人見知り・場所見知りの自閉スペクトラム症がある息子・ほぺろうくんを育てているぼさ子(@bosabosa_mother)さん夫婦。かつては地域の行事にほぺろうくんを参加させると「迷惑になる」と考え、参加は見送っていました。しかし、この漫画の中ではいつもと違う決断をします。その決断の理由はとても深いものでした。ぼさ子さんによる漫画の見どころをピックアップして紹介します。

自閉スペクトラム症のある息子を行事に連れて行く理由は?

慣れない人と場所がとても苦手な自閉症児のほぺろうくん。ぼさ子(@bosabosa_mother)さん夫婦は、ほぺろうくんを連れてイベントに参加しないようにしていましたが、あるきっかけで町内会の行事だけは参加するようになったそう。

なぜ町内会の行事にだけ参加するのでしょうか?それはご近所さんにバーベキューに誘われたのがきっかけでした。

「障害があっても大丈夫」優しいご近所さんのお誘い

「障害があっても大丈夫」と言ってくれる優しいご近所さん。しかしほぺろうくんにとってバーベキューはあまりに危険だと思ったぼさ子さん夫婦は、理由をうまく説明できないままお誘いを断ってしまいました。

そしてその後、「せっかく誘ってくれたのに絶対感じ悪かったよね」と落ち込むことに。そこでパパは、ある提案をしました。

「ほぺろうのことをちゃんと知ってもらおう」

パパの提案とは、「今度お誘いがあったときは参加してみよう」というもの。慣れない人と場所にほぺろうくんはパニックになるかもしれません。しかし障害のある子の特性は、実際に経験してみないとわからないものですよね。

「障害がある」「自閉症」と聞いても、ご近所さんにはほぺろうくんがどのような子どもなのか知らないはず。そこでパパは、「実際に見てもらってちゃんと知ってもらった方がいい」と考えたのです。

このあとぼさ子さん夫婦は、ほぺろうくんを連れて町内会のさまざまな行事に参加したそう。回数を重ねるごとに地域の人とのふえあいが増え、ほぺろうくんにとっては安心できる居場所の一つになったそうです。

障害のある子どもと地域の関わりについて知ることができ、ぼさ子さん夫妻の心がけに温かい気持ちになるエピソードでした。

著者:シンクアフェーズ

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