せっかく心を決めたはずなのに、またモヤモヤしてきてしまい、心が惑わされることがあるでしょう。心を惑わすものが何なのかわかれば、惑わされずに済むかもしれません。あなたの“心を惑わすもの”を探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.ドアストッパー
2.ハイヒール
3.恐竜
4.滑り台
1.ドアストッパーに見えた人は「壁の大きさ」
図形がドアストッパーに見えた人は、壁の大きさが心を惑わしてくるかもしれません。自分が頑張ろうと決めたことでも、途中で思ったよりも壁が大きいと感じたときに迷いが生じるのではないでしょうか。このまま頑張っても失敗するだけではないかという不安に苛まれてしまうようです。
このタイプの人は、自分にいまいち自信がなく、弱気になりやすいかもしれません。そのため、楽勝でできることでないと、チャレンジしようとしないところがあるでしょう。これならできると取り組み始めても、途中で大きな壁にぶつかれば、無理だったかもしれないと気持ちが萎えそうです。
壁の大きさに心を惑わされているときは、その壁が本当に大きいのかを確認してみるとよいかもしれません。全貌がわからないままだと、本来の大きさよりも大きく見えてしまうものです。もう少し進んでいるうちに、それほど大きくないことに気がつくことも多いのではないでしょうか。
2.ハイヒールに見えた人は「辛さ」
図形がハイヒールに見えた人は、辛さが心を惑わしてくるかもしれません。自分が頑張ろうと決めたことでも、途中で辛いと感じ始めると迷いが生じてきてしまうのではないでしょうか。もうやめようかと楽な方向へ逃げようとする気持ちが湧いてしまいそうです。
このタイプの人は、快楽主義で楽しいことが大好きなところがあるでしょう。努力や根性などは好まず、なんでも楽しく楽にできることがよいと考えがちかもしれません。そのため、少しでも辛くなってくると、すぐに心が惑わされてしまうのでしょう。
辛さに心を惑わされているときは、その辛さをもう少し客観視してみるとよいかもしれません。辛い時期を頑張っている自分が少しかっこよく見えたりするのではないでしょうか。いずれ武勇伝としてみんなに話そうと思えば、もう少し頑張ってみようと思えるはずです。
3.恐竜に見えた人は「自信のなさ」
図形が恐竜に見えた人は、自信のなさが心を惑わしてくるかもしれません。自分が頑張ろうと決めたことでも、始めてすぐに、やっぱり自分では難しいのではないかと不安になって迷いが生じてきてしまうのではないでしょうか。
このタイプの人は、自己評価が低く自分に厳しいところがあるでしょう。おそらく周りから褒められても、あまりしっくりこないことが多いのではないでしょうか。みんながお世辞を言ってくれているくらいに感じることが多いかもしれません。
自信のなさに心を惑わされているときは、失敗しても大丈夫だと思うようにしてみるとよいかもしれません。失敗したときのことを想定しておくことで、少し安心感が増してくるでしょう。そうすることで、心が惑わされなくなり、そのまま進んでいけそうです。
4.滑り台に見えた人は「楽しそうな声」
図形が滑り台に見えた人は、楽しそうな声が心を惑わしてくるかもしれません。自分が頑張ろうと決めたことでも、周りが楽しそうにしていると、すぐに気持ちが引っ張られてしまい、心の迷いが生じてくるのではないでしょうか。
このタイプの人は、お調子者でみんなでワイワイ楽しくやることを好むところがあるでしょう。一人だけ頑張っているという状況が苦手なのではないでしょうか。そのため、周りで楽しそうな声を出されると、すぐに心が惑わされてしまい、目の前のことを放り出してしまいがちでしょう。
楽しそうな声に心を惑わされているときは、その場を離れるのが一番手っ取り早いかもしれません。もしくは、あなたがやろうとしていることに、周りも巻き込んでしまうのもありでしょう。一緒にやることで、心が惑わされることはなくなるのではないでしょうか。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース