最後の最後で気を抜いてしまうことで、せっかく積み上げてきたものが一気に崩れてしまうことがあります。そういうことがよく起こるのは、詰めが甘いせいかもしれません。詰めの甘さは自覚することで回避できるようになるものです。あなたは“詰めの甘い人か”探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.ホルン
2.カメレオンの舌
3.羊のツノ
4.カタツムリ
1.ホルンに見えた人は「詰めが甘くない人」
図形がホルンに見えた人は、詰めが甘くない人かもしれません。それほど、最後に気を抜いて台無しにしてしまうようなことはないのではないでしょうか。最後まで気を抜かずにしっかりとやり切ることができているようです。
このタイプの人は、心配性で、むしろ気を抜くことのほうが難しい人かもしれません。気を抜いて失敗したらどうしようと不安になるが故に、全てが終わるまで気を抜かないのではないでしょうか。そのため詰めが甘くなるようなことは、ほとんどないでしょう。
詰めの甘さはないので心配は要らなそうですが、逆に気を抜けず、ずっと肩に力が入った状態になることのほうが、あなたを苦しめているかもしれません。もう少しリラックスできるよう、上手な力の抜きかた、気の抜きかたなどを身につけるとよいかもしれません。
2.カメレオンの舌に見えた人は「あまり詰めが甘くない人」
図形がカメレオンの舌に見えた人は、あまり詰めが甘くない人かもしれません。最後に気を抜いて台無しにしたくないという気持ちが強いこともあって、意識的に気を抜かないようにすることができているのではないでしょうか。
このタイプの人は、冷静で自分をうまくコントロールできる人かもしれません。自分のことを客観視していることもあって、よく理解できているのではないでしょうか。そのため、詰めが甘くなりそうなタイミングも知っており、意識的に気を引き締めているのかもしれません。
あなたの詰めが甘くなりそうなときは、おそらくそれほど重要ではないときでしょう。ここ一番という局面で詰めが甘い行動をとってしまうことは、ほとんどなさそうです。自分を知って、危ないところを意識的にカバーできている人なのかもしれません。
3.羊のツノに見えた人は「やや詰めが甘い人」
図形が羊のツノに見えた人は、やや詰めが甘い人かもしれません。最後に気を抜いて台無しにしてしまった経験がたくさんあるのではないでしょうか。途中まではかなりいい感じで頑張れていたのに、気を抜くのが早すぎる傾向がありそうです。
このタイプの人は、楽天的で物事をあまり深く考えないところがあるでしょう。そのため、途中までうまくいっていると、安心してしまい、気をすぐに抜きがちかもしれません。その詰めの甘さから失敗を呼び込むことが多いでしょう。
あなたの場合、もう少し意識すれば、失敗も台無しにしてしまうことも大幅に減らせそうです。ここまでやれば大丈夫だと思ったら、すぐに気が抜けてしまいますので、今一度気を引き締めてみるとよいでしょう。そうすれば、詰めの甘さを防ぐことができそうです。
4.カタツムリに見えた人は「詰めが甘い人」
図形がカタツムリに見えた人は、詰めが甘い人かもしれません。まだ全然安心できる範囲にすら入っていないのに、気を抜いてしまい、大失敗することが多いのではないでしょうか。気を抜くには早すぎるタイミングで抜いてしまっているようです。
このタイプの人は、のんびりやでマイペースなところがあるでしょう。周りの変化に鈍感なせいもあって、あなただけ遅れてしまっていることも多いかもしれません。どちらかというと、いつも気が抜けたような状態になってしまっているのではないでしょうか。
詰めが甘かったと感じることもあるかもしれませんが、おそらくもう少し前から甘かった可能性は否めないでしょう。ただ、そののんびりとおおらかなところが、あなたの素敵な空気感を作っているはずです。自分を責めず、できる範囲で気を張るように心がけるだけでもよいかもしれません。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース