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「ウソでしょ!?」残業終わりに愕然…下半身にひんやりとした感覚が…

  • 2022.9.18
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仕事にもすっかり慣れた、社会人3年目のときの話です。生理中だった私は、どうしても当日中に終わらせたい仕事があったため、やむなく残業することになりました。しかし、残業が終わり「やっと帰れる!」と立ち上がったとき、ふとお尻にひんやりとした嫌な感覚を覚え……。

生理中の残業は地獄

もともと私は、経血量が多く生理痛も重めなタイプ。そんな自分の体質とじょうずに付き合うため、普段はできるだけ仕事を調整し「生理中は残業しない」をモットーにしています。

しかし、あるときは生理と緊急性の高い仕事がバッティングしてしまい、やむを得ず残業することになりました。どんなときでも残業は楽しいものではありませんが、生理による腹痛やだるさを抱えながらの残業は地獄です。

しくしくと痛むおなかに、心の中で「頑張れ! あとちょっと!」と自分に声をかけながら、私は必死に残業しました。

やっと残業終了! しかし…

ほどなくして残業は終了。やっと帰れるという開放感に包まれて、私はルンルン気分で立ち上がりました。

そのときです。お尻がヒヤッとして、嫌な違和感を覚えました。「え、ウソでしょ……まさか……?」と恐る恐る振り返ると、そこには経血でべったり汚れた椅子が!

出血が多い日に長時間座り続けたことで、ナプキンが吸収しきれず経血漏れを起こしていたのです。ルンルン気分は一瞬でどこかへ消え去り、私は「どうしようこれ……」と途方にくれました。

まさかの居残り掃除

しかし、ただ途方にくれていたって汚れは落ちてくれません。汚した椅子をこのまま放置するわけにはいかないため、私は「帰りたいのに帰れないジレンマ」を抱えながら椅子の掃除を開始しました。

べったり血をつけてしまったため、きれいに汚れを落とせるか心配でしたが、濡らしたハンカチに少量のハンドソープを付け、とんとんと叩くように拭うことで何とか拭き取りに成功!

残業と椅子の掃除、両方が終わるころにはかなりの時間が経っており、ぐったりしながら帰ったことを覚えています。

服の汚れはほとんど目立たなかったことが、せめてもの救いでした。早く残業を終えたい一心でずっと同じ体勢で仕事をし続けたことも、今回の経血漏れの一因だと思います。この出来事以降は「生理中の座りっぱなし」にも気をつけるようになりました。

著者/ごとうゆき
イラスト/おみき
監修/助産師 REIKO

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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