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魅惑の世界へようこそ。ときめき溢れる日本全国の「ガラス美術館」13選

  • 2022.9.17
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キラキラ光るときめきがつまった「ガラス美術館」。光と彩りのガラスが魅せる美しい世界はもちろんのこと、細やかなこだわりがつまったガラスは、まさに職人技です。今回は日本全国の数あるガラス美術館のなかからときめくひとときを過ごすためにオススメしたい美術館13選をご紹介します。(※なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどで事前確認することをおすすめします)

1. 藤田喬平ガラス美術館 / 宮城県

さっそくご紹介するのは、宮城県松島にある「藤田喬平ガラス美術館」。“海とガラスと庭園のミュージアム”として知られているこちらの美術館は、松島で最も景色の美しい美術館としても人気の美術館なんです。

ガラス造形作家の藤田喬平氏の作品“飾筥(かざりばこ)”をはじめとした、繊細で優しい輝きを放つ作品の数々と出会うことができます。また、こちらの美術館の魅力は、日本三景でもある松島の自然を取り入れた、庭園の美しにもあります。ガラスと庭園それぞれの趣を堪能できるスポットなんですよ。

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藤田喬平ガラス美術館

2. 石川県能登島ガラス美術館 / 石川県

石川県七尾市にある「石川県能登島ガラス美術館」。ヴェネチアン・グラスや、中国の清時代のガラス工芸品をはじめ、世界各国のガラス作品が400点近くが収蔵されています。風水を取り入れたユニークな設計が特徴の本館には、近未来的な雰囲気が漂います。

屋外には、七尾湾を背景に多数のガラス作品が展示されています。青空の下、高台から海を背景にガラス作品を楽しむことができます。また、年に数回ワークショップや企画展が開催されており、いつ訪れても新しいガラスとの出会いを楽しむことができますよ。

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石川県能登島ガラス美術館

3. 富山市ガラス美術館 / 富山県

富山市の中心部にある「富山市ガラス美術館」。建築家の隈研吾氏によって設計された複合施設「富山キラリ」内にあります。目の前に置かれているだけではなく、思わず見上げてしまうような現代ガラスアートが展示されています。

メインとなる「グラス・アート・ガーデン」では、現代ガラス作家の空間芸術作品が常設されています。色あざやかな作品は、一つ一つ時間をかけて楽しみたいですね。そのほか、地元のガラス作家の作品を中心に展示されています。

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富山市ガラス美術館

4. 那須ステンドグラス美術館 / 栃木県

栃木県那須郡にある「那須ステンドグラス美術館」。イギリスのコッツウォルズにあるマナーハウスをモチーフに、本物と同じように作られています。ステンドグラスが飾られた2つの礼拝堂と教会が1つ建てられ、1800年代のアンティークグラスを楽しむことができます。

中でも、セント・ラファエル礼拝堂にある聖書の場面が描かれたステンドグラスは、モダンなゴシック様式で映えるステンドグラスといわれています。ステンドグラスを通した光はあたたかく、物語を鮮明に写し出してくれます。

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那須ステンドグラス美術館

5. 箱根ガラスの森美術館 / 神奈川県

神奈川県の箱根町にある「箱根ガラスの森美術館」。15〜18世紀にかけてヨーロッパ貴族の人気を集めた、イタリア発祥のヴェネチアン・グラスから19世紀以降のモダンスタイルまで楽しむことができる、ヴェネチアン・グラスを専門とした美術館です。

ガラス作品は館内だけにはとどまらず、庭園でも楽しむことができます。エントランスへ続く道にはクリスタル・ガラスの光の回廊がキラキラと迎え入れてくれます。また、季節の庭園ではクリスタル・ガラスのあじさいを通年で楽しむことができますよ。

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箱根ガラスの森美術館

6. SUWAガラスの里 / 長野県

諏訪湖の湖畔にある大きな三角屋根の「SUWAガラスの里」。ガラス工芸作家の作品が展示されたミュージアム、セレクトショップ、プレミアムショップ、体験工房など、あらゆるガラス体験を楽しむことができます。

現代ガラス作家の展示では、国内外の作品を見ることがきます。こだわりの詰まったひとつひとつの作品は、見る角度によって輝きやかたちが異なるなど、いたるところに惹きつけられる仕掛けが施されており、最後まで楽しむことができます。

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SUWAガラスの里

7. 飛騨高山美術館 / 岐阜県

こちらは岐阜県高山市にある、美しいガラス工芸の作品と家具を展示している市立の美術館「飛騨高山美術館」。常設展では、常時約200点もの作品とインテリアが自然光で輝く姿を堪能することができます。

中でも見所は、最初に足を踏み入れる展示室にある作品“シャンゼリゼ・ショッピング・アーケードの噴水”です。ルネ・ラリックの作品で、アール・デコ期を代表する作品の一つです。ホール内に大胆かつ魅力的に佇む噴水は、なんと世界で唯一現存するガラスの噴水なんですよ。

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飛騨高山美術館

8. 三河工芸ガラス美術館 / 愛知県

体験工房と体感型ミュージアムがコンセプトの「三河工芸ガラス美術館」。地元・西尾市出身のガラス職人によって作られました。名画の一場面を表現した「シネマグラス」や描かれた絵がまるで動いているように見える「アクトグラス」など、ユニークな作品展示が魅力です。

数ある作品の中でも注目したいのは、「万華鏡」です。小さいころに光に透かしてみていた、さまざまに移り変わる幻想的な世界を、ここでは全身で体験することができますよ。

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三河工芸ガラス美術館

9. KOBEとんぼ玉ミュージアム / 兵庫県

続いてご紹介するのは、兵庫県神戸市にある「KOBEとんぼ玉ミュージアム」です。こちらの美術館では、柄が入った小さなガラス玉である「とんぼ玉」やガラス細工など、ガラスの工芸品が展示されています。幻想的な模様で惹き込まれてしまいますよね。

またこちらの美術館では、とんぼ玉の制作体験をすることができます。ガラスの棒を溶かして作る「とんぼ玉」は、作る人それぞれで個性のある模様になるので旅の思い出にもぴったりです。とんぼ玉を使用してアクセサリーも作れるので、是非訪れてみてはいかがでしょうか。

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KOBEとんぼ玉ミュージアム

10. 雲仙ビードロ美術館 / 長崎県

長崎県雲仙市にある「雲仙ビードロ美術館」。江戸時代のビードロや19世紀のボヘミアンガラスなど、アンティークガラスが中心に展示されています。長崎は、日本のガラスづくりの発祥の地といわれており「ビードロ」と呼ばれる江戸期の吹きガラスは必見です。

19世紀のヨーロッパオイルランプコレクションは、あたたかいぬくもりのある電球からの光が、レトロな色合いのガラスに透けて、優しい空間を演出しています。展示だけではなく、オリジナルグラスや、写真立てなどさまざまなガラスアートを体験することもできます。

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雲仙ビードロ美術館

11. 由布院ステンドグラス美術館 / 大分県

大分県由布市にある「由布院ステンドグラス美術館」。1800年代のヨーロッパのアンティークステンドグラス作品が展示された、日本初のステンドグラス美術館です。作品はもちろんのこと、建物の外観や内部の装飾を英国直輸入のアンティークを使用するなど、異国の美しい世界観が反映されています。

照明を通してステンドグラス楽しむ「ニールズハウス」と、外からの光の加減でステンドグラス・ウィンドウを楽しむ「聖ロバート教会」の、趣の違う2つの世界を堪能することができます。こだわりの内装とステンドグラスの空間で、日本にいながらにしてイギリスに迷い込んだような世界を体験することができますよ。

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由布院ステンドグラス美術館

12. 磯工芸館 / 鹿児島県

続いてご紹介するのは、鹿児島県にある「磯工芸館」。こちらの場所では、薩摩切子などの伝統的工芸品が展示されています。光が当たるとキラキラ輝く展示品は、スペース全体を幻想的な雰囲気へと誘ってくれます。

伝統色も決まっていて、紅、藍、紫、緑、金、赤、黄の6色しかないんだとか。薩摩切子は、鹿児島県の伝統的工芸品にも指定されたので、この機会に見に行ってみてはいかがでしょうか。販売もしているので、お気に入りのものを見つけて持ち帰るのも良いかもしれませんね。

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磯工芸館

13. 琉球ガラス美術館 / 沖縄県

沖縄県糸満市の琉球ガラス村内にある「琉球ガラス美術館」。昔から現代に至るまで、透明感のある琉球ガラスの作品を味わうことができます。公募展に出品された作品や沖縄県工芸士による一点ものの作品など、職人技が光る貴重な作品は、ここでしか見ることができないので一度は目にしておきたいですね。

併設されているショップのエントランスには2,233枚の板ガラスが使われ、鮮やかな空間が演出されています。また、ガラスづくり体験や、琉球ガラスを使った万華鏡やキャンドルづくりが行われており、子どもから大人まで楽しむことができますよ。

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琉球ガラス村

キラキラときめくひとときを

いかがでしたか?ここまで、ときめくひとときを過ごすガラス美術館13選を、ご紹介してきました。透き通った色を持つガラスは、光のあたり加減によってさまざまに表情を変えていきます。実際に足を運んで「あなただけのときめき」を楽しんでください。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどで事前確認することをおすすめします)

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