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香りも酸味も爽やかな"ピーマンとレモンのパスタ"

  • 2022.9.19
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爽やかな食べ心地の、軽いパスタです!パスタが主食のデザイナー・ハヤシコウさんに、パパっとつくれるシンプルなパスタを習いました。この週末のランチにつくってみませんか?ハヤシさんのパスタは、優しい味わいなので、お好みで調味してみてください。

香りも酸味も爽やかな"ピーマンとレモンのパスタ"

■相性抜群食材

コロンブスがヨーロッパに持ち込んだと言われるピーマン。今では、大きいものから小さいものまで色々なのがあって、イタリアではとってもポピュラーな食材です。

味が苦手って人も多いけれど、今回のレシピでは、レモンの酸味とコラトゥーラの旨味や塩味を加えることで、ピーマンの苦味は良いアクセントになっています。ノンワックスのレモンがあるなら、仕上げにレモンの皮をすり下ろしてもいいですよ(見た目もキレイだし)。ピーマンとレモンは相性良しなので、パスタ以外でも食べて欲しい組み合わせです。ちなみに、ピーマンの種とワタも取り除かずに使ってくださいね。味はもちろん、食感も楽しいので。

合わせるワインは、南イタリアはプーリア州の白ワインを。意外に思われるかも知れませんが、プーリアはワイン生産量がとても多い土地で、国内の20%程をつくっています。特にプリミティーボ種を使った赤ワインが有名ですが、近年では土着品種主体のワインも注目されています。中でも、ヴェルデーカ種から作られる白ワインは、生産量はそれほど多くありませんが、グレープフルーツのような酸味とフレッシュ感があるので、今回のパスタのように、オリーブオイルやレモンを使った料理と好相性です。

□“ピーマンとレモンのパスタ”のつくり方

◇材料 (2人分)

パスタ:160g(モリサーナ 1.45mm)
ピーマン:2個
レモン:25g
パン粉:3g(細かいタイプ)
にんにく:1/2片(潰す)
赤唐辛子:1/2本(種を取り輪切り)
コラトゥーラ:適量
オリーブオイル:15ml
塩:9g


(1)パスタをゆでる
鍋に3Lの湯を沸かし、塩とパスタを入れる。時々混ぜながら袋の表示通りにゆでる。

(2)具材の下準備
ピーマンは半分に切り、種とワタを外す。ピーマンは細切りに、種とワタは食べやすい大きさに切る。

具材の下準備
具材の下準備
具材の下準備
具材の下準備

(3)具材を火にかける
レモンは1/8にカットして、皮と果肉に分ける。ノンワックスの場合は、皮を千切りに、果肉は適度な大きさに切る。

レモンの下準備
レモンの下準備

(4)具材を炒める
フライパンにオリーブオイルを敷き、にんにく、ピーマンの種、レモンの身、赤唐辛子、パン粉を入れ火にかける。火にかけたらにんにくは取り出す。

具材を炒める
具材を炒める

(5)ピーマンを炒める
④のフライパンに、細切りにしたピーマンを入れ軽く炒めたら、ゆで汁70mlを加える。

ピーマンを炒める
ピーマンを炒める
ピーマンを炒める
ピーマンを炒める

(6)パスタを加える
⑤のフライパンに茹で上がったパスタを加え和える。

パスタを加える
パスタを加える

(7)盛りつける
器に盛ったら、完成。

完成
完成

――教える人

「ハヤシコウ」

人呼んで“日本人初のイタリア人”。イタリアを愛し、イタリアに魅せられて早28年。トスカーナ州ルッカでレストランのキッチンを、ロンバルディア州ソンドリオでレストランのサービスを、マルケ州ウルビーノで美術学校で印刷技術と広告デザインを学び、現在はデザイナーとして活躍しながら、神奈川県・小田原のイタリア料理店「クインディチ」に立つ日もある。


撮影:青谷慶 構成:編集部

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