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桜柄の着物は、いつ着るのが正解? グローバル社会の必須教養「着物」

  • 2022.9.16

2022年9月9日、グローバル社会での必須教養が身につく『世界のビジネスエリートを魅了する 教養としての着物』(自由国民社)が発売された。

グローバルな社交場では、自国の文化を語ることができない=「教養がない」とみなされてしまうもの。ところが、日本の伝統文化を深く理解しているビジネスパーソンはあまり多くない。

本書の著者は、和装イメージコンサルタントで、着物を着こなすための「和創塾~きもので魅せる もうひとりの自分~」主宰の上杉惠理子さん。マナーや着こなしという「着て楽しむための知恵」はもちろん、「着物の成り立ちや歴史」「柄や色の意味」「着物の産地と伝統技術」など、文化的な背景までわかりやすく解説している。

たとえば、以下の「着物のギモン」にいくつ答えられるだろうか?

Q 着物は何でできているの?

A 着物や帯はほとんどが絹=シルクでできています。カジュアルな場面ではウール、木綿、麻、ポリエステルでできた着物が愛用されることも。

Q 桜柄の着物を、桜が満開の時期に着るのはあり? なし?

A 自然の美しさを表現した柄が魅力的な着物。桜柄の着物は「桜が満開になる前」に着るのが正解です。「どんなに素晴らしい桜柄でも本物には叶わない、本物を見て楽しもう」という自然を慈しむ感性なのです。

「着物に憧れはあるけれど、難しそう...」という人でも、和の教養が身につく「着物」入門書。グローバル社会で豊かなコミュニケーションをとるために、教養として和の知恵や感性を身につけてみては?

■目次
第1章 外国人が知りたい日本の文化 着物への質問
第2章 これだけは知っておきたい日本の伝統文化「着物」
第3章 なぜ今、着物が注目されるのか?
第4章 ビジネスや日常に活かしたい着物に学ぶ和の知恵と感性
第5章 知っていると一目置かれる 着物を作る産地と伝統技術
第6章 知っていると自信が持てる 着物を着て楽しむための知恵
第7章 「和」に出会える、着物専門店

■上杉惠理子さんプロフィール

和装イメージコンサルタント。着物を着こなすための「和創塾~きもので魅せる もうひとりの自分~」主宰。法政大学社会学部、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了後、環境創造企業株式会社エステムでの営業企画部勤務を経て、星野リゾートに入社。着物文化を次世代に受け継ぎたいと、2015年日本初の和装イメージコンサルタントとしてダブルワークから起業する。「難しい・苦しい・お金がかかる」と思われている着物を、「誰でもできる・身体に楽・高コスパ」で、女性ひとりひとりの魅力を引き出す勝負服として、コーディネートや着用シーンなどを提案する。

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