ハリソン・フォード80歳、『インディ・ジョーンズ』第5弾が最後と宣言。

カリフォルニア州アナハイムで開催された「D23 Expo 2022」にて9月10日（現地時間）、人気映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5弾の映像が、会場限定で初公開された。上映後、主演のハリソン・フォードが、ジェームズ・マンゴールド監督や共演のフィービー・ウォーラー＝ブリッジとともにサプライズで登壇し、次のようにコメントした。

「この作品はファンスティックだと胸を張って言えます。『インディ・ジョーンズ』シリーズは、ファンタジーでありミステリーですが、ハートでもあります。本当にすばらしい物語があり、同時に我々の度肝を抜いてくれます」

また、1作目『レイダース／失われたアーク《聖櫃》』（1981）から40年以上にわたって主演を務め、今年80歳を迎えたハリソンは「これで最後です。もう二度と皆さんのために落ちたりしません」と、今作がインディ・ジョーンズを演じるのは最後になることを宣言した。

前作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』（2008）以来14年目となる新作には、ハリソンと新キャストのフィービーに加え、マッツ・ミケルセン、トビー・ジョーンズ、ボイド・ホルブルック、トーマス・クレッチマン、アントニオ・バンデラスらが出演する。ストーリーの詳細は明かされていないものの、今回公開された映像では、インディのアクションが紹介されていたという。

シリーズ全作でメガホンを取ってきたスティーブン・スピルバーグはプロデューサーに専念し、『LOGAN／ローガン』（2017）や『フォードvsフェラーリ』（2019）のマンゴールド監督にバトンタッチ。コンポーザーは巨匠ジョン・ウィリアムズが続投する。全米公開は2023年6月30日の予定だ。

Text: Tae Terai