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子どもにLGBTQ+をどう説明する? 小学6年生が書いた絵本がめっちゃ参考になる!

  • 2022.9.10

2022年9月1日、『みんな えがおになれますように ~ちがうって すてきなこと~』(学研プラス)が発売された。

本書では、一般の方やオードリー・タンさん、杉山文野さん、ロバート キャンベルさんにインタビューした内容がわかりやすくまとめられている。そして、作者はなんと小学6年生だ。

愛知県に住むういさんは小学生にして作家だ。小学校入学前の子に向けたアドバイスをまとめた『しょうがっこうがだいすき』を小2で自費出版し、その後、学研から出版されている。今回は、LGBTQ+、多様性についての絵本が刊行された。

小学生ならではの目線で、「トランスジェンダーの人は、何にこまっているんですか。」「ふつう、あたりまえ、ということばは、いやに感じますか。」などと率直な質問をしていく。当事者の真摯な回答からは、大人も新たに気づきを得ることが多い。

やさしい文章に、早川世詩男さんが温かみのあるイラストを添えている。

大人の読者からも、「他人にどう思われるか、自分がどうしたいか、を、今の時代、昔よりも表すことができるような気がする」「誰かを責めるわけではなく、考え方を押し付けるのでもなく、ただそれぞれが"違う"ということを認め合いたい」「(子どもに聞かれた時に)大人としてどんな風に説明したり、疑問に寄り添っていけばいいのか。この本を読んで、ヒントをもらいました」といった感想が寄せられている。

ういさんの「小学生の私たちが知っているだけで、せかいをかえることができる。」というメッセージに未来への希望を感じる。9月17日から始まるSDGs週間に、親子で読んでみてはいかがだろうか。

■ういさんプロフィール

2010年生まれ。自身の経験をもとに小学校入学前の子に向けたアドバイスをまとめ、『しょうがっこうがだいすき』を小2で自費出版、その後、学研から出版。小3でトランスジェンダーの方にインタビューをしてまとめ、『小学生の私たちが知っているだけで、せかいをかえることができる。』を自費出版。夢は俳優さんやパンケーキ屋さん。

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