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強迫性障害を抱える娘がハムスターのママに。お別れのシーンに涙

  • 2022.9.10

小学3年生のころ、死への恐怖から強い不安感を持つようになり、強迫性障害を抱えるようになったみおちゃん。ママの励ましの声も届かないぐらい思いつめ、ついには学校へ通うことが難しくなってしまいます。ある時、みおちゃんはハムスターを飼ってみたいと訴えます。お世話ができるのか不安に思うママでしたが、みおちゃんの気持ちを尊重し新しい家族としてハムスターを迎え入れます。この決断がみおちゃんにある変化をもたらすことに。『10歳でハムスターのお母さんになった話』どうぞお楽しみください。

強迫性障害の娘に届かないママの声

小学3年生の終わりごろから、死に対して強い恐怖心をいだくようになったみおちゃん。ママの「大丈夫」という言葉も届かず、不安がる日々が続きます。

親としては苦しむ子どもの姿を見るのはつらいものがありますよね。みおちゃん自身も異変に戸惑い、大丈夫だとわかっていても不安になってしまう日々に苦しんでいるようです。

ハムスターが娘に与えてくれた影響

不登校になったみおちゃんは自宅で動画などを見て過ごすうちに「ハムスター」を飼いたいと訴えます。ハムスターのお世話にはふんやエサの管理も含まれ、不安に思うママ。しかし、娘の強い意志を尊重してハムスターを迎え入れることにします。

みおちゃんは「汚いもの」への不安を抱えながらも懸命にお世話をします。愛情を持って楽しくお世話をする様子にママは少しだけ安心することができました。

ついに訪れてしまったハムスターとの別れ

ハムスターの寿命は短く、ハムスターのハムちゃんとみおちゃんが一緒にいられたのは約2年間でした。その間、みおちゃんはハムちゃんのお世話を続け、強迫性障害を抱えたままでも最後まで愛情をもってハムちゃんと接することができました。お別れのシーンは、読者として涙なくしては読めませんでした。

不登校のままではあるものの、着実に成長する姿に「娘を信じよう」と思えたママも、一歩前進できたようです。

強迫性障害と向き合いつつ、小さな命との出会いをしたみおちゃんの成長を感じられる本作。気になる方はぜひ本編もお読みくださいね。

原案:そぴと

著者:こびと

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