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一時のケチは一生の後悔に繋がる!?値段で購入を渋った結果、赤ちゃんを危険な目に遭わせてしまい…

  • 2022.9.10

1歳になり歩けるようになったのがうれしいのか、毎日、家中を歩き回る息子。興味があるものすべてに触ってしまうので目が離せない状態でした。棚を引き出したり、電源コードを抜こうとしたり、イタズラもしばしば……。息子の安全面や生活を考え、私たち夫婦はベビーサークルや安全柵を購入しようとお店に向かいました。しかし、高価であることを理由に購入を渋ってしまったのです。

ベビーサークルや柵は意外と高価!

家中を歩き回り、何でも触ってしまう息子の安全面を考え、ベビーショップにベビーサークルや棚を見に行ってみることに。しかし、良さそうなベビーサークルや柵は1万円以上と想像していたよりも高価で驚きました。

ベビーサークルや柵を設置することで息子が泣いてしまい使えない可能性もあります。もし購入しても嫌がって使えなかったらと思うと、1万円以上のベビーサークルや棚を購入することをためらってしまいました。そして悩んだ結果、ベビーサークルや柵の購入を一旦見送ることにしました。

節約できてよかった!?

安価で良さそうなベビーサークル・柵に出合えないまま月日が過ぎ、息子のイタズラもヒートアップしていました。しかし、夫婦で協力して常に息子を見ていることで生活に大きな支障はありませんでしたので、このままベビーサークルや柵を買わなくても良いのでは?と思い始めていました。

そして、大きな出費を抑えることができたので、節約になってよかったと思っていたとき、事件は起きてしまったのです。

あと少しズレていれば大惨事に

息子と2人で自宅にいたときのこと、私は息子をひとりでリビングに置いてトイレに向かってしまいました。息子は食い入るようにテレビに夢中でしたので、大丈夫だと過信してしまったのです。すると、大きな音とともに息子の泣き声が聞こえました。慌てて駆けつけると、泣く息子のすぐそばには調理用のハサミが落ちていました。

どうやら息子は私が目を離したすきにキッチンに侵入し、届かないと思っていた引き出しに手を伸ばし、調理用ハサミを落としたようでした。あと少しズレていればハサミは息子に向かって落ちていたでしょう。状況を理解した私は、血の気が引きました。

私は自分が見ているから大丈夫と過信し、安全対策用品の購入を見送ったことで息子を危険な目に遭わせてしまいました。まだ届かないだろうと思い込み、刃物を対策せずに収納していたことも深い反省点です。あと少しズレて調理用ハサミが落ちていたら……と考えると、今でも背筋がゾクッとします。一時のケチが一生の後悔に繋がることもあるのだと強く感じました。

※大人がやむを得ず赤ちゃんから少し目を離すあいだは、赤ちゃんをベビーサークルの中に入れるなど必ず安全対策を講じるようにしましょう。


著者:鮫島彩美

0歳の男の子のママ。2年の不妊治療経験があり、念願の子育てを満喫中です。妊娠を機に仕事を退職したことでお金や保険に興味を持ち、現在はファイナンシャルプランナーの資格取得を目指しています。

ベビーカレンダー編集部

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