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AAA・與真司郎「僕は朝6時に公園を歩きます」ポジティブ思考切り替え術とは?LA留学のリアルな経験も語る

  • 2022.9.10
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與真司郎の現在地

ar読者からの熱いラブコールにお応えして與 真司郎(AAA)さんが登場!
かつては他人と比べて落ち込んでいたこともあったそう。
そんな自分を変えたくて移住したのはLA。
現地でメンタルヘルスケアを学んだ與さんの"今"から、ポジティブ思考のヒントを探ります。

AAA・與真司郎。ar9月号より

與 真司郎
1988年生まれ、京都府出身。14歳でavexに入り、2005年にAAAのメンバーとしてデビュー。現在は日本とLAを拠点とし、ライフスタイルブランド「446 -DOUBLE FOUR SIX -」のブランドプロデューサーとしても活躍。着心地やサイズ感にこだわったファッションアイテムや、成分を厳選した青汁を取り扱う。

ネガティブ感情が生まれたら読書や散歩で思考を切り替え

今でも気持ちが沈むことはありますよ。
そんな時は好きな本を読み返しながら「今、ネガティブな自分に戻っちゃってるなー」と客観視するようにしています。
ar読者におすすめするなら『死ぬときに後悔すること25』。
末期患者の方々の後悔が綴られているのですが、メンタルヘルスに興味がなくても読みやすく、人生を考えたくなる一冊です。

あと、ネガティブになったら散歩するのもおすすめ。
僕は朝6時に公園を歩きます。
この時間帯は、ヨガやランニング、犬の散歩をしている人ばかり。
みんな表情が明るく上を向いているので、そういうハッピーな人たちが集まる場所に身を置くと活力が出てくるんです。
これが8時を過ぎると、おもしろいほど下を向いて急ぎ足の人がほとんど。
その中で散歩するより、朝イチの空気の方が気持ちいいのは歴然ですよね。

こうやって自分なりに思考をクリアにするツールを持っておくと、ネガティブになっても切り替えがうまくいきます。

AAA・與真司郎。ar9月号より

悲観的だった僕が学んだポジティブ思考が一冊の本に

AAAとして活動した10~20代は、ネガティブな感情から抜け出せなくなっていました。
メンバーや他のアーティストと自分を比べたり、幸せそうな友達を見て妬んでしまうのが辛かった。
どうしたらこの考えを捨てられるのか、すごく葛藤していましたね。

そんな時、AAA10周年のタイミングで留学を決意。
ずっと働きづめだったのだから、これを機に自分の時間を大事にしようと思ったんです。
留学先にLAを選んだ理由は、エンタメ科のある大学を見つけたから。
もちろん友達もいない環境に身を置くのは不安でしたよ。
でも一歩を踏み出さないと何も変わらないのはわかっていたので、勇気を出して日本を離れました。

LAでは、生活の一部としてメンタルヘルスケアを取り入れていることに驚きました。
そこからいろんな価値観に触れてポジティブ思考を学ぶように。
ネガティブだった時ほど人を嫌ったり、無視したり、文句を言ったり…。
すごいエネルギーを使っていたなと認識しました。

今では生きることが本当に楽しくなったので、この経験をシェアできたら誰かの役に立つんじゃないかと考えていたところ、ご縁をいただいて本を出すことになりました。
100人いれば100通りの性格や価値観があるので、僕の考えを読んで「これは私には合わないな」「これなら取り入れられるな」と、取捨選択していただけると嬉しいです。
みなさんがメンタルと向き合うきっかけになるよう願っています。

ポジティブな語録を収録した著書『すべての生き方は正解で不正解』が発売中!

『すべての生き方は正解で不正解』與 真司郎(講談社)

『すべての生き方は正解で不正解』8/23発売!
ロサンゼルスへの移住をきっかけに、現地で出会った人々の考え方や価値観を吸収して、自他ともに認める「ポジティブ野郎」に。そこではどんな経験をして、どんな言葉を信じたのか。決断と失敗を繰り返しながら見出した「ポジティブ語録」を収録。著者/與 真司郎(AAA) 講談社 ¥1,760

Mode:AAA・與真司郎 Photo :Sampei Yasutomo Styling :Murai Sora Hair Makeup :Sato Maki Text :Iida Honoka

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