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「夫の顔色をうかがう毎日…」モラハラ気味の夫と離婚して私らしく生きる人生を【体験談】

  • 2022.9.9

結婚して20年。3人の子どもにも恵まれ、慌ただしい日々を駆け抜けた30代。モラハラ気味の夫との関係は破綻していると言っても過言ではないものの、子どもたちが自分の将来を自由に考えられるようにと願い、安定した生活と資金源を確保するため一緒に暮らしている。そんな感覚で日々を送っていました。そんな私が自分の人生を意識し、今後の生き方について深く考えてみたことについてお伝えします。今は、あのとききちんと向き合うことができてよかったと心から思っています。

人生の折り返し地点。離婚するなら今しかない

ストレスを感じていた夫との生活

私は子どもを産んでからもずっとフルタイムで働いていたので、自由に使えるお金はありました。休日には娘3人と私の4人で遠出したり、思い切って旅行に出掛けたりして、ストレスを解消しながら過ごしていました。

それでも出掛けた後、帰宅してからはストレスが大きく、いつも子どもたちと一緒に「帰りたくない!! 」 を連発していました。あのときは気付かなかったのですが、すでに夫との生活を窮屈に感じていたんだと今になって思います。

残された時間を意識して離婚を決意

夫はモラハラ気味だったこともあり、私が「家でくつろぐ」という時間はあまりありませんでした。ただそれが普通だと思っていたので、特に気にすることもありませんでした。

ところが子育ても落ち着き余裕を取り戻し始めた40代、「これっておかしいんじゃないの?」 と思い始めました。周りの人に話すと「大丈夫?」 と心配されることもありました。毎日夫の顔色をうかがい、まるで息を殺すように暮らすことに大きなストレスを感じるようになり、眠れなくなりました。そして、老後2人きりの生活を考えると、夫と暮らすことが耐えられないと実感しました。

そう確信すると、夫の世話に時間を費やすのがもったいないと感じ、残された自分の時間を自分のために使いたい。人生の折り返し地点、離婚するなら今しかない。そう強く思いました。

離婚調整を申し立て1年後に離婚が成立

離婚を申し出たものの、ハトが豆鉄砲を食ったような顔をしていた夫とは話し合いにならず、一旦別居し離婚調停を申し立てることにしました。

話し合いは裁判所で調停員を交えておのおの別室でおこなわれました。田舎の裁判所だったので月に1度は調停が開かれました。ただ、「離婚はしない」 とゴネる夫との話し合いは1年にも及び、調停離婚が成立したとき、大きな安堵感から涙があふれたことを今でも鮮明に覚えています。

まとめ

「人生の主役は自分」「自分軸で生きる」 何げなく聞いていた言葉をこれほどまでに意識した出来事は初めてでした。調停中、今までみたいに夫の機嫌をうかがいながら過ごしていたら、今も離婚は成立していなかったと思います。

離婚して子どもたち3人との暮らしは、もっと大変になると覚悟を決めていました。しかし、思い返せば今までも家のことは全部自分でしてきたし、特に大変なことはありませんでした。逆に、よく食べる1人分の食事が減ったことで手間も食費も半減しました。何より今は、ぎゅっとひもで縛られていた心がホッと解けた感覚で、のびのびと自由に私らしく日々を送っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

マンガ/山口がたこ

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著者:日向 くらげ

一昨年に離婚。飲食業界の会社に勤めて28年。趣味は旅行と温泉巡り。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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