【天使の肩甲骨】埋もれ肩甲骨のためのバランスアップエクササイズ。

【天使の肩甲骨】埋もれ肩甲骨のためのバランスアップエクササイズ。

こんにちは、パーソナルトレーナーの小林麻利子です。この連載『美人の作り方』では、“美しさを自分で手作りする”ために、みなさんが抱えがちなカラダの不調を改善し、美しく仕上げるためのメソッドを、エクササイズやヨガを取り入れながら紹介していきます。

【小林麻利子の美人の作り方】vol.65

すっかり秋になり、ぬくぬくファッションで過ごす日々。しかし、友人の結婚式やパーティーなど、露出が多い服を着る機会は季節問わずやってきます。自分では見えない肩甲骨。皆さんしっかり浮き出ていますか？ 女性らしい華奢な背中は、くっきりとした天使の肩甲骨が不可欠です。

肩甲骨周りには、肩甲挙筋、菱形筋、僧帽筋、ローテーカフ（棘上筋、棘下筋、肩甲下筋）、小胸筋、前鋸筋…など様々な筋肉があります。クレーン車に例えると鎖骨がクレーン車のアーム、肩甲骨はそれにつりさげられている荷物、それを筋肉のロープで胸郭から動かす構造になっています。

しかし、胸郭や上腕骨と繋がっている肩甲骨付近の筋肉のバランスが崩れてしまうと、肩甲骨の埋まりや歪みに繋がってしまいます。そのため、肩甲骨周りの筋肉を前後左右に動かして弾力性のある筋肉を作る必要があるのです。

天使の肩甲骨エクササイズ

STEP1

①

姿勢を整え、インナーユニットに力を入れます。そして、鎖骨と鎖骨の間にある胸骨柄を高く（目安は胸椎3番まで）持ち上げてキープします。

②

両腕を天井方向に伸ばします。そして、肩を耳の後方にすくめます。

③

肩を下におろします。すくめるとおろすをゆっくり10回×2セットを繰り返します。

STEP2

①

STEP１①と同様。

②

両手を天井方向に伸ばします。肩は上に上がらないように気を付けます。

③

肩甲骨を寄せながらゆっくり両肘を体側までおろします。その後、肩が上がらないように②に戻ります。ゆっくり10回×2セットを繰り返します。

STEP3

①

STEP１①と同様。

②

肘を90度に曲げて肩の高さに持ち上げます。

③

腕を正面にゆっくりスライドさせて手の甲同志をくっつけます。その後、胸を張るように腕を後ろに引きます。ゆっくり10回×2セットを繰り返します。

ゆったり呼吸を繰り返しながらぜひ行ってみてくださいね。

【関連リンク】

「小林麻利子の美人の作り方」まとめ PROFILE 小林麻利子 Flura代表。パーソナルトレーナー/AEAJ認定アロマテラピーインストラクター/食生活管理士。ボディメイク、食育、アロマ療法の個人レッスンを通し、ホルモン・自律神経バランスが整った女性らしい心身作りを指導。 また、講演・執筆活動など幅広く活動中。著書 こだわりのセンス（コレクションインターナショナル） HP: http://fluraf.com/ blog: http://ameblo.jp/mariko-kobayashi/