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「えっ、私もらした?」下着に謎のシミ。その正体にハッとして…

  • 2022.9.8
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私が初めて生理になった小学校5年生のときの話です。小学校の高学年になると授業で生理のことを学んだり、周りの友だち同士でも生理の話題が出始めたりしていました。生理の知識はあったはずなのに、そのときがくると困惑してしまって……。

学校で習った生理

私が通っていた小学校では、5年生になると保健の授業で女の子だけ集められて生理に学ぶ授業がありました。

「卵子が成熟して卵巣から出て……」
「子宮の壁が厚くなって、剥がれ落ちることが生理です」

など、私が通っていた学校の先生は、生理のしくみをメインに話していて、当時の私は実際に生理がどのようなものかはよくわかっていませんでした。

まだ周りの友だちも生理になった子はいなかったので「生理って血が出るらしいよ~」というイメージで話をしていたのです。

トイレに行って「何だコレ?」

ある日、昼ごろからズーンとおなかが痛く、体もなんだかだるいような感じがしていました。学校が終わって家に帰り、「おなかが痛い……」とトイレに行くと、パンツに茶色のシミがベッタリ

「何だコレ?」「まさか……うんちを漏らしたのかな?」と思いましたが、においをかいでも臭いにおいはせず……。

友だちとも「生理は血が出る」と話していたので、「生理なら茶色じゃなくて赤いはずだ!」という先入観から、なかなか生理だと気づけませんでした。

その後、家に帰ってきた姉に「これなんだと思う?」と、汚れた下着を見せると、「何って……生理がきたんじゃない? 」と言われ、やっと生理だということがわかったのです。

学校では習わないこと

生理のしくみは学校で習いましたが、イメージとは違うものでした。

真っ赤な血が出るものだと思っていたのですが、初潮は茶色っぽい血でしたし、ナプキンのあて方や、何時間くらいで交換するのか、使用済みナプキンの捨て方など、生理への対処は学校では習わないことがたくさん。実際に初潮を迎えたあと、困惑することが多々あったのです。

姉がいろいろと教えてくれたことで助かりましたが、学校で教えてくれたことは、当時の私にとってはほとんど役に立ちませんでした。

月日は流れ、私も出産をし、現在、娘は小学校の高学年です。私が初めて生理になったときのように困ってほしくないので、生理用のショーツを早めに準備したり、自分の経験談を話したりして少しでも理解してもらいながら、いつでもサポートできるようにしています。

著者/ゆちみこ
イラスト/マメ美
監修/助産師 REIKO

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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