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あなたはできてる?貯まる夫婦の「お金の管理」3ステップ【マネー連載】

  • 2022.9.7
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パートナーとはいえ、お金の話をオープンにするには抵抗がある人も多いはず。でもそれでは「貯まる家計」にはなりません! 目標に向かってコミットしていくための3ステップとポイントをお金のプロが解説します。

ステップ1:ライフプランを共有する

出典: 美人百花.com

子供を産みたい、家を買いたい、旅行をしたい、子育ての方針など人生設計を夫婦で話し合うのがスタート地点。特に妊娠出産、マイホーム購入は話し合うには最適のタイミング!

ポイント1:さまざまなパターンを考えてみて

例えば産後の復帰時期、フルタイムなのか時短なのか、転職するのかなどで収入は大違い。どんな可能性があるかシミュレーションして。

ポイント2:男性がポジティブな話から入ると◎

自由に使えるお金がなくなることを嫌う男性も多いので、旅行や車の購入など、相手が乗り気になる話題を切り口にすると◎。

ステップ2:「お金」をシミュレーションする

出典: 美人百花.com

考えた人生設計を実行するにはいくら必要で、その後の支出・収入のバランスがどうなっていくのかを考えて。人生100年時代、老後必要になるお金のことまで考えるのがベスト!

ポイント1:出産、産後の支出

健康保険により出産費用の自己負担は10万円程度が相場。産後はオムツ代、ミルク代などで出費増。3歳未満で保育園に入るなら、世帯収入により変わりますが保育料の平均は月3〜4万円。

ポイント2:マイホーム購入の初期費用

頭金0で購入することも可能ですが、物件価格の10%は用意できると理想的。その他、ローンを組む際の諸経費などで物件価格の4〜8%は必要なので、マイホーム購入は計画的な貯蓄が不可欠!

ステップ3:毎月の支出、貯蓄を考える

出典: 美人百花.com

必要なお金がわかったら、互いの貯蓄や収入をオープンにして、ライフプランに沿ってどう貯めていくかや、毎月の貯蓄、支出のバランスについて話し合いましょう。

お小遣い制とお財布別、どっちがいい?

2人ともライフプラン実行に向けた貯蓄・管理ができて、それを共有できるなら財布は別でも◎。ただ女性が産後収入が減ったとき男性の負担が増えることになるので、事前のすり合わせは必須。収入を合算しないと貯蓄が難しい、どちらかが家計管理が得意などの場合は、お小遣い制がベター。

教えてくれたのは

(株)Money&You取締役 ファイナンシャルプランナー

高山一恵さん

出典: 美人百花.com

結婚、出産など多くの転機が訪れる女性にこそお金の知識が必要と、女性目線のマネー事情をわかりやすく発信。豊富な知識をもとに、講演や執筆、マネー相談を行う。顧客にはアラサー女子も多数! 「美人百花」本誌にて、「賢く生きるレディのためのマネーサロン」を連載中。

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掲載:美人百花2021年11月号「賢く生きるレディのためのマネーサロン」

監修/高山一恵 取材・文/鹿志村杏子 イラスト/村澤綾香 再構成/美人百花.com編集部

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