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「木綿垂」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.10.17
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「木綿垂」です。

それぞれの漢字は簡単ですが、組み合わさるととても意外な読み方をするんですよ。

さて、いったいなんと読むのかわかりますか…?

「木綿垂」の読み方!

「木」は「き」や「ぼく」や「もく」、「綿」は「わた」や「めん」、「垂」は「すい」や送り仮名をつけて「たれる」と読みますよね。

しかし、今回の答えは上記の読み方を組み合わせて読んでも不正解なんです!ノーヒントではかなり難しいかもしれません。

それでは、ここでヒントをお伝えします!

「木綿垂」は「ゆう○○」と読み、別表記に「木綿四手」がありますよ。

それでは、正解を発表します。

正解は「ゆうしで」でした!

「木綿垂」について

「読み方を聞いても、意味が全然わからない…」「はじめて聞く言葉だなぁ」そのように思われた方がほとんどだと思います。

さて、いったい「木綿垂(ゆうしで)」とはどのような意味なのでしょうか?

〘名〙 木綿(ゆう)を垂れること。また、その垂れたもの。木綿をしでとしたもの。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「木綿(ゆう)」とは「楮(こうぞ)の樹皮をはぎ、その繊維を蒸して水にさらし、細かにさいて糸としたもの」だそうです。意味を聞いてもあまりイメージがわかないかもしれませんが、たとえば昔の「注連縄(しめなわ)」などに、飾りとして「木綿垂」がつけられていたそうですよ。

さて「垂」は「しで」と読みますが、ほかにも様々な読み方をすることはご存知でしょうか?

1文字で「たれ」や「すい」などと読むほかに、送り仮名をつけて「しだる」や「しず」「たらす」などと読むことができます。この機会に、併せて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「木綿垂」は「ゆうしで」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!

参考:『精選版 日本国語大辞典』/小学館