今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「恍ける」です。
「恍」は「光」に「忄(りっしんべん)」がついている、あまり見かけない漢字ですよね。
さて、いったいなんと読むのでしょうか…?
「恍ける」の読み方!
それでは、早速「恍ける」の読み方を発表します。
「こうける」と読んでしまった方は、残念ながら不正解! もちろん「ひかりける」とも読みませんよ。
読み仮名は、送り仮名を含めて4文字になります。つまり「○○ける」と読みますよ。
これだけでは、なかなか読み方がわからないかもしれません。
それでは、ここでヒント!
「恍ける」は「惚ける」と書くこともできます。似たような言葉に素知らぬ顔をする、という意味で使う「しらばくれる」がありますよ。
ピンと来た方も多いのではないでしょうか。それでは、正解を発表します。
正解は「とぼける」でした!
「恍ける」について
基本的に「とぼける」は漢字の場合「惚ける」と書くことが多いですよね。
さて、それでは「恍ける」の意味を改めて辞書で確認しましょう!
[動カ下一][文]とぼ・く[カ下二]
1 聞かれたことに対して、わざと知らないふりをする。しらばくれる。
2 どことなく間のぬけたこっけいな表情やしぐさをする。
3 老いて頭の働きが鈍くなる。ぼける。
出典:『デジタル大辞泉』(小学館)
1や2の意味で使うことが多いかもしれませんね。
ちなみに、「恍ける」の別表記である「惚ける」にはいくつかの読み方があります。「ほうける」をはじめ、「ぼける」「ほける」とも読みますよ。
まとめ
いかがでしたか?
「恍ける」は「とぼける」と読みます。
今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!