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「なにを表す?」わかったらスゴい【地図記号】の意味、正解は?

  • 2022.10.1
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今回ご紹介する地図記号は、一見すると漢字の「凸」にも見えるかもしれません。でも、よく見ると下の線が欠けていますよね。

はたして、この地図記号はいったい何を意味しているのでしょうか。また、何を元に作られたのでしょうか…?

この地図記号の意味は?

「凸じゃないなら、その逆で凹と同じ意味?」なんてお考えになった方は、残念ながら不正解!

「はじめて見たけれど、いったい何を表しているのか全然わからない…」とお悩みの方も多いかもしれません。

それでは、ここでヒントをお伝えします!

地図を確認してみると、観光名所などでこの地図記号を見かけることがあるかもしれません。たとえば、有名なところでは、大阪や姫路、名古屋など…。

そろそろ、わかった方も多いかもしれませんね。

正解は「城跡」でした!

豆知識

ヒントで出した土地には、それぞれ「大阪城」「姫路城」「名古屋城」と、日本を代表する城がありますよね。過去に観光の一環として、足を運んだご経験のある方もいらっしゃるかもしれません。

なお、国土地理院公式ホームページによると、「城跡」の地図記号は「むかし城があったところで、現在も天守閣(てんしゅかく)、櫓(やぐら)、石垣などがあるところ」と示しているんだそう。しかし、こちらは城そのものではなく「築城工事をする時の縄ばりの形」を記号にしたものなんだとか。

「縄ばり」と聞くと「テリトリー」をイメージされるかもしれませんが、この場合は「家屋などを建てる際に建築物の位置を定めるため、図面どおりに、敷地に縄を張ること」です(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。「縄ばり」には複数の意味があるため、間違えないよう注意してくださいね。

ちなみに、「城跡」は「温泉」や「墓地」と同様に「特定地区」の地図記号の1つに分類されています。

まとめ

いかがでしたか?

今後も様々な地図記号をご紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね!

参考文献:国土地理院公式ホームページ