1. トップ
  2. 「何を表す?」わかったらスゴい【地図記号】の意味、正解は?

「何を表す?」わかったらスゴい【地図記号】の意味、正解は?

  • 2022.9.25
undefined

今回の地図記号は、ちょっと不思議な見た目をしていますよね。

まるで、何か道具を2つ交差させているかのように見えますが…。

さて、いったい何を表す地図記号なのでしょうか?

この地図記号の意味は?

ノーヒントではさすがにわからない…という方も多いかもしれません。日常生活を送る上では、あまりなじみのない場所だと思います。

それでは、ここでヒント!

冒頭でも書いているように、こちらは何か道具を2つ交差させているようにも見えますよね。それが、大きなカギになっているんです。

この道具の正体がわかれば、きっと正解にたどり着けるはずですよ。

…それでは、正解を発表します。

正解は「採鉱地」でした!

豆知識

「採鉱地(さいこうち)」とは「鉱山で鉱石を採掘すること」(出典:『デジタル大辞泉』小学館)です。様々な方法で行われますが、道具の正体は工具の1つである「鶴嘴(つるはし)」になります。

「鶴嘴なんて不思議な漢字表記だなぁ」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に「鶴」の「嘴(くちばし)」のように細長い見た目をしているんですよ。なお「鶴の嘴(つるのはし)」という呼ばれ方もするそうです。

国土地理院の公式ホームページによると、「採鉱地」の地図記号は、一緒にそこで採れる鉱物の名前を、ひらがなまたはカタカナで1つ表示するんだそう。たとえば「石灰(せっかい)」なら「せっかい」と書くそうです。

また、すでに「廃坑(はいこう)」となっている場合は、地図記号と一緒に「(廃坑)」と書くそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「採鉱地」の地図記号は「つるはし」をアレンジしたものでした。

もしかしたら、ほかにも同じようにして作られたものがあるかもしれません。ぜひ調べてみてくださいね!

参考文献:国土地理院公式ホームページ