HighコスメとLowコスメ、どう使い分ける ？ 友利先生がポイントを解説！

HighコスメとLowコスメ、その両方を駆使して賢くきれいになるのが真の美容マニアというもの。そんな美容マニアの代表、友利先生が、High&Lowコスメの使い分けを指南！

賢く投入で、続けられるケアのススメ お望み肌を叶えるHigh⤴＆Low⤵スキンケア

皮膚科医・内科医として勤務しながら、医師の立場から、健康で美しくなるための情報を発信。軽快なトークと美情報満載のYouTubeも大人気。

“友利流”High&Lowはこう使い分ける

「限られた予算の中で全部をHighコスメにするのは無理。中身以外でコストダウンを図ったLowコスメも今はたくさんあるので、上手に取り入れたいですね。たっぷり惜しみなく使ってこその化粧水や洗顔料をLowに変える他、『目もとの乾燥がひどい』というなら成分や浸透技術にとことんこだわっているHighのアイクリームを試すなど、自分なりのメリハリをつけるといいですよ。また毎日同じものを使う必要も全くないので、疲れているときはLowのオールインワン1品で済ませる、なんてふうに取り入れるのもあり」（友利先生・以下同）

いちばん何とかしたい悩みにHighコスメを

各メーカーが最新知見を生かして全精力を注いで開発したものは必然的にHighコスメに。しわや毛穴の開きなど、自分の肌悩みにダイレクトに効かせたいものをHighコスメにすると効果実感も高く、がぜんやる気が出るはず。話題の新規成分や新処方などをいち早く試したい時もHighコスメをチェック。

Highコスメの技術を搭載したLowコスメもあり

ビタミンCも昔はHighコスメにしかありませんでした。しかし時が経って、マス市場にも出回るように。大手ブランドの新成分や新技術は最初にHigh、徐々にLowにも採用されます。また抗炎症をうたう敏感肌用は配合成分を絞っているので、比較的安価な傾向に。狙い目です。

MAQUIA10月号
撮影／藤澤由加（人物） 久々江 満（物） 取材・文／平 輝乃 構成／萩原有紀（MAQUIA）