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「なにを表す?」わかったらスゴい【地図記号】の意味、正解は?

  • 2022.10.5
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地図記号にはいくつかの種類があります。国連番号などの「道路」に関するものや官公署などの「建物」に関するもの、灯台などの「構造物」に関するものなどです。

今回は、それらの中から「構造物」に関するとある地図記号をピックアップしてみました。さて、みなさんはこちらの意味を正しく答えられますか?

この地図記号の意味は?

先がまるい物体が、地面からにょきっと生えているようにも見えますよね。おや? よく見ると、中央に黒い線も1本引かれています。

もしかしたら、こちらを記念碑の地図記号と勘違いされている方もいらっしゃるかもしれません。着眼点はバッチリですが、よく見ると違いに気づくはずですよ。

…それでは、正解を発表します。

正解は「自然災害伝承碑」でした!

自然災害伝承碑

自然災害伝承碑の存在を、初めて知ったという方もいらっしゃるかもしれません。まずは、辞書で意味を確認してみましょう。

後世に伝えるため、津波・豪雨・火山の噴火・地震などの被害や、それらから得た教訓について記した碑。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

自然災害伝承碑の地図記号は、これらの石碑やモニュメントが設置されている場所を表しています。

たとえば、宮城県気仙沼市には「東日本大震災復興祈願碑」が、長崎県島原市には「雲仙岳災害記念碑」がありますよ。

なお、自然災害伝承碑の地図記号は、記念碑のそれに比べて「若干大きいサイズ(縦・横・線幅→約1.5倍)」になっているそうです。また、中央に引かれている線は「碑文」を表しているのだとか。

まとめ

いかがでしたか?

地図記号の中には、私たちが生活する上で知っておくと便利なものもありますよ。

興味を持たれた方は、この機会にぜひ調べてみてくださいね。

参考文献:国土地理院公式ホームページ