「糶場」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は？

今回ご紹介する難読漢字はこちら！「糶場」です。

「場」は「場所（ばしょ）」や「競技場（きょうぎじょう）」「駐車場（ちゅうしゃじょう）」などの言葉にも使われている、日常生活でも目にすることの多い漢字ですよね。でも「糶」は、初めてみた方も多いかもしれません。

さて、いったいなんと読むのでしょうか？

それでは、早速「糶場」の読み方を発表します。はたして、みなさんは少しでも見当がついているでしょうか？

「糶」は漢字の一部に「出」や「米」のようなパーツが見えますが、残念ながら「糶場」を「でば」や「こめば」と読むことはありません。もちろん「こめ」じゃないなら「まいば」…というわけでもないですよ。

ヒントですが、「糶場」の別表記として「競場」があります。年始に大盛り上がりする場所と言えば…？

それでは、正解を発表します。

正解は「せりば」でした！

「競」は「競技（きょうぎ）」や「競争（きょうそう）」のように「きょう」と読むことが多いですよね。もしくは「競う（きそう）」と読むかと思います。

しかし「競り合う（せりあう）」のように「せり」と読むこともあるため、もしかしたら多くの方が、ヒントから正解にたどり着けたかもしれませんね。

「糶場（競場）」は文字通り「せり売りをする場所」のこと（出典：『精選版日本国語大辞典』／小学館）。年始に行われる初競りでは、出品物が高額で「競り」落とされることもあり、ニュースでも取り上げられるほど！

みなさんの中にも、「今回はいくらになるんだろう…？」と、時期が近づくとワクワクされる方もいらっしゃるかもしれませんね。

いかがでしたか？

「糶場」は「せりば」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね！