断りづらいお誘いどう返す？相手を傷つけない返し方はこれ！

食事の誘いも、よかれと思ったアドバイスも、 相手を傷つけずにご遠慮するにはどうすれば？ 相手を傷つけない返し方をコミュニケーションアドバイザーに尋ねました！

こんなときどう断る？

友達に商品をすすめられても買いたくないとき

「教えてくれてありがとう。今は他で出費がかさむから買えないわ」

曖昧にしているとさらに商品の良さをアピールされる恐れがあるので、物理的に買えないことをハッキリ伝えた方が◎。センスを否定するわけではないので、相手も傷つかない。

スピリチャル好きの人からの占いを押しつけられたとき

「教えてくれてありがとう。紹介してほしいときがきたら言うね」

「占いは信じない」などと、相手の信仰を否定するのではなく「今はそういう時期じゃない」と、自分の都合で、占いが必要でないことをやんわり伝えましょう。

自信満々の人からの合意できないアドバイスをされたとき

「確かにそうかもしれないね。アドバイスありがとう」

アドバイス好きの人への対応は、承認欲求を満たしてあげること。「確かにそうかもしれない」と、かもを入れることで、全肯定はしていないので、言うことは聞かなくてもOK。

教えてくれたのは

コミュニケーションアドバイザー

森優子先生

マリアージュコンサルタント事務所代表。西武ライオンズチアリーダーに従事。類いまれなる接客術で大手代理店では優秀な営業成績を残し、銀座のクラブではナンバーワンホステスに。著書に『感じのいい人は、この「ひと言」で好かれる』(三笠書房)他。

掲載：美人百花2022年9月号「賢いレディになるための言いかえ＆かわし方辞典」

イラスト/村澤綾香