「珈琲＋あんこ…！？」いつもの味が劇変する“ちょい足し珈琲アレンジ”をプロが教えます

自宅やカフェで飲む珈琲。

あなたはブラック派？ それともミルクやお砂糖派？

お決まりの味を楽しむのもいいですが、気分転換がてら、たまにはいつもとちょっぴり違う一杯を試してみるのもいいかもしれません。

今日は、おうち珈琲の幅がグッと広がる簡単なアレンジ術を珈琲のプロである富田佐奈栄さんにお伺いしました！

富田さんはカフェを始めたい人に向けたビジネススクールを開校。カフェのスペシャリストとして、企業のメニュー開発や講演会など、カフェ事業の発展に向けて積極的に活動されています。

さらに、珈琲を使ったスイーツレシピもご紹介するので、いつものコーヒーを違う角度で楽しみたい方も必見です！

牛乳の代わりに「〇〇ミルク」を入れてみる

コーヒーに牛乳を加える方も多いですが、最近は豆乳やオーツミルク、アーモンドミルクなど、牛乳以外の「〇〇ミルク」の種類がどんどん増えています。

穀物の風味や甘みで牛乳とはひと味違った味わいになるので、見かけたらぜひ試してみてください。

砂糖の代わりに入れる

甘めのコーヒーが好きな方は、コーヒーシュガーや角砂糖を加えることが多いのでは？

甘さをプラスしつつ、ちょっぴり味わいを変えるには、フレーバーシロップを加えてみるのもオススメです！ バニラやアーモンド、へーゼルナッツなど、様々な香りが選べるので、好きな風味を見つける楽しさもありますよ。

そして、富田さんのイチオシは、なんと餡子（あんこ）をトッピングすること！

洋風の飲み物に和風のお菓子!? と少々驚かされますが、餡子のやさしい甘味が珈琲の風味を邪魔することなく、おいしくマリアージュするそう。

気になる方はぜひその味を確かめてみてください。

他にも、スパイシーな香りが広がるシナモンやさっぱり爽やかな味わいになるミントなどの、風味が強いスパイスやハーブを加えるのもオススメですよ。

手軽なスイーツも作れる！

珈琲自体にトッピングをすることで、飲み物としてのアレンジを楽しむのはもちろんのこと、珈琲そのものをスイーツにしちゃうのもひとつのアイディア。

そこで、手軽に作れる珈琲スイーツレシピも教えてもらいました。

・なんちゃってアフォガード

アイスクリームに熱々の珈琲をかけて作る“なんちゃってアフォガード”。本来はエスプレッソをかけますが、自宅ではコーヒーで代用しても立派なデザートが完成します。

 

・珈琲ゼリー

アイス珈琲を作る容量で1.5倍量の粉で珈琲を入れ、そこにゼラチンを加えて作るレシピ。アイス珈琲は冷蔵庫保存で2日ほど日持ちするので、多めに作っておいてアレンジするのもオススメです。お好みでアイスをトッピングしたり、生クリームを垂らすともう絶品！

少し上級編にはなりますが、生地に珈琲を混ぜて作るコーヒーシフォンケーキもぜひ試して欲しい！

ホイップクリームと粉砕した珈琲豆をトッピングしてアクセントにすると、おうちでカフェ顔負けのスイーツができちゃいますよ。

珈琲の魅力を再発見できるちょい足しレシピ

アイディア次第で無数に広がる珈琲アレンジとスイーツレシピ。

いつものおうち珈琲にちょっぴり手を加えるだけで、また違った珈琲の魅力に気づけるはずです。

※記事内の画像はイメージです。

※タイトル画像：musicphone／Shutterstock

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監修：富田佐奈栄（Twitter：@sanaesensei）
佐奈栄学園 カフェズ・キッチン 学園長。日本カフェプランナー協会 会長。テレビ番組をはじめとする各メディア出演や、食品メーカー等に商品企画やメニュー提案なども行い、そして、数々の本を出版するなど、カフェのスペシャリスト・パフェのスペシャリストとして活躍中。さらに、講演依頼を受け、カフェビジネスの発展に全力を注ぐ。

編集・執筆：小島千明
1994年生まれ。新卒で出版社に入社し、テスト誌の編集者として勤務後、フリーに。現在は雑誌、書籍、webを中心に編集・ライター業務を行なっている。興味分野は美容・暮らし。自宅は大量のコスメで溢れている。