1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. まるで生花。アートのような「食べられる花」何でできてる?

まるで生花。アートのような「食べられる花」何でできてる?

  • 2022.9.6
  • 579 views

SNSを中心に、「アートのよう!」と話題のこちらのお花。プリザーブドフラワーのようだが、実は、あんこで作られている。考案したのは、「和なはアートフード協会」の設立者で理事長を務める末廣由香里さん。協会の認定講師によるレッスンは大人気だ。

そんな末廣さんの著書、『可愛いお花しぼり あんこのお花練習帖』(PARCO出版)では、美しくて美味しいおはぎ、あんこのお花のレシピを初公開している。

「え!これって生花?それとも食べられる?」と見紛う程にリアルな「あんこのお花」は、白餡でできている。丁寧に色をつけ、優しくお花の形に絞って、もち米の上に飾れば、フラワーアートのように美しいおはぎが出来上がる。

本書では、「あんこのお花」の基礎知識やおはぎ(15種)の作り方、 20種類のお花のしぼり方を解説。加えて、マンゴー餡やフルーツ餡といったアレンジレシピ、季節やイベントでも楽しめるクリスマスリース型のココアケーキ、誕生日向けのホールケーキなどのレシピ、さらには出来上がったおはぎを美しく箱詰めする「おはぎBOX」の選び方まで、初心者も楽しめる内容だ。

和なはアートフード協会では、「あんこのお花」の作り方や技術を学ぶレッスン・認定講座を展開している。過去のレッスン受講者は累計1,000人を超え、レッスンが取りにくいそう。そこで少しでも多くの方に、ネオ和菓子の魅力、「あんこのお花」を知っていただこうと本書刊行に至ったそうだ。

次のお彼岸には、カラフルで美しいおはぎを作って楽しんでみては。

■末廣由香里(すえひろ・ゆかり)さんプロフィール
和なはアートフード協会代表理事。埼玉県出身。出産を機に勤務していた日系航空会社を退社し、お菓子作りについて学ぶ。中でもあんこでお花を絞る技術の楽しさ、美しさにのめり込み、デザインや絞り、レシピを徹底的に研究し、ヘルシーな材料で作る和菓子に特化した『あんこのお花®』の教室を開業。多くの反響を呼び、2021 年『和なはアートフード協会』を設立。1年足らずで認定講師は全国に120 名に上り、現在に至る。

元記事で読む
の記事をもっとみる