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「どうせ偽善のイクメンでしょ」実はママ友に見抜かれていた…娘に無関心なこともバレていたと知って

  • 2022.9.5

仕事と自分にしか興味がなく、家でも家事や育児は妻任せの夫。妻は夫が娘の1歳の誕生日さえ忘れるほど、娘への関心がないことが許せず、ついに離婚を決意した。

娘の1歳の誕生日に、実家へ戻った妻。そこへ夫が突然やってきて、これまでのことを謝罪した。しかしそれはどれも妻への謝罪で、的外れな話ばかり。妻が許せなかったのは、娘への態度や言動だった。

いま、夫とは一緒にいたくない。車で駅前まで送る。その車中、妻は「正直、カズ君の話を聞いても"気持ち"は揺らがなかった」「お互い、別の道を歩んだ方がいいんじゃないかってこと」と本心を告げた。

妻が離婚を考えていたことを知り、これまでの自分の言動に涙を流しながら後悔した夫。その後、駅前で今夜泊まるところを懸命に探して……。

「結ちゃんの話が全然出てこない」ママ友に指摘されたのに…

駅前で数軒ホテルをあたったけれど、どこも満室だった。仕方なくマンガ喫茶に入る。

狭い部屋の中、夫はゴロンと寝ころんで、妻と娘、近所のママ・美田さんのことを思い返す。

「話の中に結ちゃんのこと、全然出てこないよね」

「きっと他にもいろいろあるんだよ」

妻の機嫌が悪くて、その原因がわからないと相談したとき、美田さんはそう言っていた。彼女の言う通りだった。美田さんは、「偽善のイクメンパパ」だったこと、見抜いてたんだ。

当時の夫は「自分は妻のために頑張っている」「家事も育児も手伝っているし、妻をリフレッシュさせてあげたし、他のパパよりできている」と思っていた。

でも、妻の機嫌が悪かった本当の理由はそこじゃなかったんだ……。

妻に「娘に関心がない」と離婚を切り出されるまで、自分が娘を見ていなかったなんて、考えてもみなかった。でも、実際久しぶりに会った娘は、思っていたよりもずっと小さかった……。

自分がどれだけ娘を見ていなかったのか思い知り、夫は後悔する……。


著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち

ベビーカレンダー編集部

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