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人生の最期には、何を食べたい? 在宅医の実話エピソードがねこのマンガに。

  • 2022.9.5
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あなたは人生の最期に何を食べたいですか?

「たんぽぽ先生」こと永井康徳さんは、愛媛の在宅医。永井さんと患者さんたちの実際のエピソードをねこの物語として描いたマンガ『ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 おうちに帰ろう』(主婦の友社)が発売された。

本書は第1弾『ねこマンガ 在宅医たんぽぽ先生物語 さいごはおうちで』に続く続編。第1弾は、第37回愛媛出版文化賞奨励賞を受賞した。

永井さんは医師として、愛媛で20年以上在宅医療に取り組んでいる。現在は総勢約100名の多職種のスタッフと、「ゆうの森 たんぽぽクリニック」を拠点に、地域の患者さんを診察している。第2弾となる本書では、研修医2人が仲間入り。患者さんとの出会いを通して、看取りについての考えを深めていく。

本書のテーマは、「さいごまで好きなものを食べる」、そして「どんな状態でも生きがいをみつけ、後悔しないように生きること」だ。

登場する患者さんは26歳~104歳。年齢だけでなく、置かれた状況もさまざまだ。一人一人背景が異なり、正解のない「看取り」。たんぽぽ先生たちは、どう患者さんたちと向き合っていくのか。

マンガは、『ねことじいちゃん』シリーズでも知られるミューズワークのねこまきさん。柔らかな表情のねこたちに、心があたたかくなる。

各マンガには、たんぽぽ先生の解説コラムがついている。さらに、在宅医療に関するはじめてでもよくわかる基礎知識のQ&Aも収録。限りある命を後悔しないために、知っておきたいことを教えてくれる。

■永井康徳(ながい・やすのり)さん
医療法人ゆうの森理事長/たんぽぽクリニック医師
2000年に愛媛県松山市で在宅医療専門クリニックを開業。職員3人、患者ゼロからスタートする。
「理念」「システム」「人財」において、高いレベルを維持することで在宅医療の質を高めることを目ざし、現在は職員数約100人となり、多職種のチームで協働して行う在宅医療を主体に入院、外来診療も行う。
「ねこマンガ在宅医たんぽぽ先生物語さいごはおうちで」は、2022年1月愛媛出版文化賞奨励賞を受賞。著書「たんぽぽ先生の在宅医療エッセイ~在宅医療で大切なこと」の部門賞と合わせてダブル受賞となった。
2021年YouTubeチャンネル「たんぽぽ先生 おうち看取りのすすめ」を開設。
ベストセラーシリーズ「たんぽぽ先生の在宅報酬マニュアル 第7版」を2022年6月に出版するなど、様々な角度から在宅医療の普及にアプローチする。

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